伝説のエメラルド【ソニックX】

10話 テイルス ページ12

「ここまで来ればもう大丈夫だろう」


そう言いフードを外すと黒い髪がなびき見覚えのある顔がソニックの目に映る。


ｿﾆｯｸ「A！？何でお前が此処に！？」

ｸﾘｰﾑ「ソニックさん知り合いですか？」

ｿﾆｯｸ「昨日の夜オレを助けてくれたGirlさ」

A「ソニックの後を追ったんだ。そしたらお前達が落ちている所を見て助けたわけだが…」

ｿﾆｯｸ「On…ていう事はアレはAがやったのか？」

A「私はやっていないぞ」


するとその時、建物の外から飛行機の音が聞こえてきた。


ソニックはスコープを取り外し壁に耳を当てる。


ｿﾆｯｸ「飛行機の音…ﾋﾋｯさては」

A「ソニック？」

ｿﾆｯｸ「A！そのまま壁を突き破るぞ！」


Aはクリームを抱えてソニックと一緒に壁を突き破ると見知らぬ狐が操縦している飛行機の羽に乗り飛ばされないように掴む。


ｿﾆｯｸ「よっ！」

「はぁい！」

ｸﾘｰﾑ「なるほど！テイルスさんだったんですね！」

ﾃｲﾙｽ「落ちないように捕まっててよ」


テイルスと言う狐はそのまま飛行機を操縦して街へと向かおうとクリス達の上を通る。


ﾁｬｯｸ「さーてワシらも引き上げようか」


チャックは車のエンジンを付けた。

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