三十六話 紫 ページ37
ー森の中ー
オレは途中で足を止める。
A(夜)「……いい加減隠れていないで出てこい……
"紫"」
奴の名前を呼ぶとスキマがオレの前で開き白いドレスを着た女が出て来た。
紫「やっぱりバレてた？」
A(夜)「バレバレだっつーの…でっ…何の用だ？」
紫「特にないけど…弟さん…また覚醒されたのね…」
A(夜)「ああ…だかまだ本当の自分の"力"に気付いていない…気づくまでまだ時間はかかりそうだ…」
紫「そう…これからがどうなるのか楽しみね」
A(夜)「……」
すると、紫の後ろからあいつの声が聞こえた。
？「お姉様の弟だもん！何か面白いことするかもね！」
A(夜)「お前も来ていたのか……
レン」
レンはスカーレット姉妹のレミリアの妹…
レンは紫の後ろから出てきてオレの胸元に抱きついてきた。
紫「私だけで来ようと思ったけどね〜この子に見つかっちゃって…一緒に来たのよ」
レン「紫だけAお姉様に会いに行くのはずるい！」
紫「私の勝手じゃない♪」
A(夜)「勝手すぎるのも困るんだが」
そろそろ戻った方がいいな…リクオ達が待っている。
A(夜)「話はこのぐらいにして、オレは戻るぞ？」
紫「そうね〜じゃあ私達も戻るとするわ」
レン「またお姉様に会いに行くから！」
A(夜)「ああ…待っている」
紫たちはスキマの中に入ってった。
さてと…オレもリクオ達のところに戻るか…
オレはくるっと後ろ向いて歩き始めた。
ー鴆の屋敷ー
鴉天狗「A様！！どこまで行っていらっしゃったんですか！？」
A(夜)「そんな怒るなって…別に遠くまで行ってねぇよ」
リクオ(夜)「急に姉貴がいなくなったからびっくりしたんだぜ？」
A(夜)「心配かけたな」なでなで
オレはリクオの頭を優しくなでる。
リクオ(夜)「子供扱いすんなっ///」
A(夜)「ハハハ(笑」
そしてオレたちはおぼろ車に乗って本家に帰る。
リクオ(夜)「……カラスよ…」
鴉天狗「……え？」
リクオ(夜)「あと
鴉天狗「Σえ？」
リクオ(夜)「オレは三代目を継ぐぜ」
鴉天狗「(こ…この人…昼はあんななのに…一体…どういうことなのか)」
リクオ(夜)「なぁ…そうだ。さっきの画図。最高幹部って……何人いるんだい？」
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キセイラ - にゃむ猫さん» にゃむ猫さんが描いたイラスト是非とも見てみたいですな〜 (2016年11月23日 20時) (
レス) id: e43cd8ab89 (このIDを非表示/違反報告)
にゃむ猫 - とてもいいと思いますこれからも頑張ってください楽しみにしています！リクエストがあればイラスト描きます頑張ってください！ (2016年11月23日 19時) (レス) id: affaaa812e (このIDを非表示/違反報告)
キセイラ - ありがとうございます！！！(泣 (2016年4月7日 1時) (レス) id: 8f067baef1 (このIDを非表示/違反報告)
博麗弥生 - こんにちは！キセイラさん私の小説にコメントしてくださってありがとうございます！とっても面白そうです！(まだ見てない)早速見させていただきます！ (2016年3月31日 19時) (レス) id: 52563590e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キララ@現実逃避 | 作成日時：2016年1月2日 22時
