6+∞でHiHi Jets Ⅶ (ページ21)

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だけどね、ずっと応援してこれたのは何度も返してくれたファンレターの返事があったから。
そこには見つけてくれてありがとう、私に時間をくれてありがとう。毎回のようにありがとうが並んでた。
だからこの子は私の生きる糧だって、頑張る糧になるって思えたし、アンチへ対抗することもあいちゃんは望まないって思えることができました。

HiHi Jetsになってからも沢山私を見つけてくれてるといいな。見てくれてるといいなって言葉を雑誌でも見かけるようになって私は何度も見ていることを伝えた。
届いているかは分からなくなっちゃったけど、あいちゃんスマイルが見れて、ファンも沢山増えて私はとっても嬉しかったんだ。
めちゃくちゃつらいことも乗り越えてきて、去年から沢山お仕事を貰えて、藍染Aが広まってくれて嬉しい。

私は上京して、短大を卒業して美容師になりました。
たくさんの女の子を可愛くしたくて選んだこの仕事。
今はコンサート前のヘアメも出来る美容院にいます。そこには沢山Jr担の子が来て、あいちゃんのことを好きなファンの子も多くて。私もすごく嬉しいの。

私も大好きな仕事でひとりでも多くの人を笑顔にする。
だからあいちゃんもずっと笑っててほしいな。
ライブ構成の夢、叶って本当に良かった。
ずっとやってみたいって思ってたことが関ジュも東京のジュニアもいる環境で出来たこと本当に良かった。
これからもっと大きくなる藍染Aを私は応援するね。

アイドルでいてくれて本当にありがとう。

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藍染が昔から言っている、既に認知しているファンの子。
名前も、ヘッダーに使われている色も。
そして何より、メッセージの内容に藍染は全て思い当たる節がある。
だからこそ藍染はこのツイートを見て涙した。

｢私、1回だけこの子を見たことがある。｣

優｢え？｣

｢ファンレターでね、この子かなって思う美容師さんにヘアメをしてもらったっていうの見かけて見に行った。｣

瑞｢それで？｣

｢やっぱり中に行くのは違うかなって思って、お店の外からチラッと覗いたらこの子がいてね。｣

｢すごく素敵だった。｣

涼｢あいちゃんがこの子に頑張る理由をつくってあげてるってことなんだね。｣

藍染は涙しながら頷く。

ただの卒業旅行が些細なきっかけで藍染の大事な思い出になったことに違いはない。

こうしてHiHi Jetsの卒業旅行は幕を閉じた。