6+∞でHiHi Jets Ⅶ (ページ20)

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Twitterのファンのコメントを読みながらDVDを再生する6人。

あれやこれやと各々話しながらエゴサーチをしている所で藍染の手が止まり、目に涙が浮かび始めた。

優｢どうした？｣

｢…いや、なんとなく。なんとなくね、多分この子は私の知ってるあの子な気がするんだ。｣

藍染は自分が見ていた画面をみんなへ見せる。
そこには画像4枚分ぎっしりとメモに想いが綴られたファンのツイートがあった。

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あいちゃんへの想い、今まで語らなかったけれど節目として語らせてください。
相互の方やあいちゃんの名前で検索して引っかかったから目を通した、という方も嘘だろと思われても構いません。
ただ、あいちゃんへの想いを一方的に。

藍染Aちゃん。
私があいちゃんを知ったのは2015年の松竹座。
当時は康二くんが大好きでした。
康二くんを見に行った初日。
私はあいちゃんの存在に気付きます。
女の子がいる、なんて最初は知らなくて可愛い子だなとしか思っていませんでした。
ただ、この子は女の子だって気付いた時にまさか。という気持ちになって。
調べられるところ調べても名前は出てこない、けどとても惹かれる部分があって。
名前も知らないあなたの応援を始めました。高校生だった当時、ファンレターを送ることで精一杯で自分が行く公演の日と友達が行く公演の日。毎回手紙を届けて…、できる限りスタッフさんへ名前が分からない子へ届けたいからと曲の立ち位置とか全て伝えてその子にお願いしますって言っていた過去が凄く懐かしいです。

先輩のバックについてるかもと大阪でやるジャニーズの公演はできる限り入って、探して。
見つけられたら帰りにファンレターをスタッフさんへ届けてもらう。その繰り返しでした。
Anotherにも出るかな、って高校最後の夏は今まででいちばん多く松竹座には通いました。
けど一切見かけなくて。辞めちゃったのかな、もしかして存在しなかったのかなとまで考えた。
その翌月。HiHi Jetsへ新メンバーが加入。そこにいたのがあいちゃんだった。

名前も初めて知って、女の子だって言うことも知って。
そこから私は藍染A担になれました。
最初のアンチはすごく心が痛くて、どんだけ素敵なパフォーマンスするか知らないでしょ！って全員に言いたかった。
仕事の制限もあって、初期メンバーよりも見る機会は少なかったあいちゃん。