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瑞｢それよりお前。玄関の鍵閉めとけよ。｣
『ちょ、瑞稀くん…。』
俺は慌てて瑞稀くんを止めようとした。
ただ、それに便乗するようにはしもっちゃんも言葉を発す。
涼｢そうだよ、無用心。｣
｢…入ってきたのみんなだよね？｣
AもAでイライラしてるし…。
どうしたらいいかわからない俺。
それに発破をかけるように話し始めるメンバーたち。
猪｢勝手に入ってきたのはごめん。だけど俺らだって心配なんだよ。｣
｢何それ。｣
瑞｢はぁ？！お前、逆に何それなんだけど。｣
｢なんで瑞がキレてんの？｣
瑞｢お前自分の立場わかってるわけ？俺らみんな心配してんだよ。｣
瑞稀くんが半分怒鳴るように発した言葉。
それを聞いたAは目を見開き、その後すぐに下を俯いて両手に力を込め握りしめる。
『……え？』
そのまま、何かを言ったA。
聞こえなくて聞き返した。
｢……なに、私が女だから？｣
Aは顔を上げ、見たことないぐらい悲しそうな表情でそういった。
その顔を見て俺はそこまで思い詰めていたことを改めて実感する。
ただ、俺らが言いたいことはそれじゃないんだ。
『ちが…｢違うよ！！！何言ってんの！｣』
違う、と言いかけた時今まで黙ってた作ちゃんが立ち上がり、声を荒らげた。
作｢女の子だからとか男の子だからとかじゃないんだよ、メンバーだからなんだよ。｣
作｢男だから鍵閉めなくてもいい、女の子だから戸締りするじゃないの。｣
作｢メンバーだから心配するんだよ。｣
作｢……わかってよ。｣
少しずつ声が小さくなる作ちゃん。
立ったまま呆然としているA。
そんなAに近付くはしもっちゃん。
涼｢A、立ったままじゃなく座ろうか。俺らの話、聞いて？｣
涼｢ほら、作ちゃんも。1回落ち着こう。｣
作ちゃんも急に大声出してごめん、と呟いてそのまま座る。
はしもっちゃんはAの肩を抱いてソファへと誘導する。
はしもっちゃんがAと呼ぶ時は本当に大事な決断や話をする時だけだ。
それを察したのかAも逆らうことはせずに座る。
はしもっちゃんはキッチン借りるね、と少し席を外した。
俺らは全員、何を話したらいいのか誰から話すか分からず戸惑っていた。
しばらくしてマグカップを持ったはしもっちゃんが戻ってくる。
涼｢みんな、これ飲んで少し落ち着こうか。｣
涼｢A、そのまま俺たちの話を聞いて？｣
そう言うとはしもっちゃんが話し始めた。
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くれいじー。(プロフ) - ｶﾘﾝさん» コメントありがとうございます。そしていつもご覧頂いているようで本当にありがとうございます。少し書き直しをしていたため、パスワードを公開しておりませんでした。作品紹介ページの最後にパスワードのヒントを記載しております。そちらからよろしくお願い致します。 (2021年3月3日 23時) (
レス) id: 417b7086e1 (このIDを非表示/違反報告)
ｶﾘﾝ - あの、ずっとこちらの作品を愛読させている者なのまた、パスワードをかけないことは難しいのでしょうか？本当に大好きな作品なので続編を早く見たいです。お手数をおかけいたしますがご対応よろしくお願いいたします。長文失礼しました。 (2021年3月3日 23時) (レス) id: 7ac2aae209 (このIDを非表示/違反報告)
ｶﾘﾝ - あの、ずっとこちらの作品を愛読させている者なのですが、パスワードは本当に作間君の呼び方と夢主の誕生日なのでしょうか？開かないため続編を読むことが出来ません。なのでパスワードを変えたのであればそちらを教えて頂きたく思っています。 (2021年3月3日 22時) (レス) id: 7ac2aae209 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くれいじー。 | 作成日時：2021年1月15日 2時
