買い出し ページ4
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side Y.T.
なんとなく今日のAをひとりにするのが嫌でメンバー全員で胸きゅんスカッと観ようぜ、ってノリで誘った俺。
上手くいって良かったと思いながらもその先を何も考えてなくて、買い出し行くと言ったAに着いてきた。
気付けばスーパーにつき、手馴れた様子でカートやカゴを手にするふたり。
俺はふたりからカートを預かる。
料理の出来るはしもっちゃんとAの後ろをカートを押しながら着いていく。
完全なる荷物持ち担当だけどまあ、いっか。
｢何にしようか〜、鍋？｣
涼｢カセットコンロある？｣
｢あるある、実家から持ってきた。｣
涼｢何鍋にしようか〜、トマトと辛い系以外だと…｣
｢あ、牛出汁にしよう。｣
涼｢鍋しゃぶ？｣
｢それとチゲ。ふたつに分かれてる鍋買ったの。｣
涼｢それなら辛いの入れられるね。｣
そうと決まればと、次々にカゴへ食材を入れていくふたり。
呆気に取られているとAに優斗？と声をかけられた。
『ん？』
｢どうした？｣
『いや、ふたり凄いなぁって。』
｢急に何、笑｣
ふわっと笑うAは昼間見たあの顔とは違っていつもの笑顔だった。
『俺、芋食いたい。芋！』
｢え？焼くの？｣
『鍋に入れんべ。』
｢えぇ、、まぁ、あり？｣
『よっしゃ！』
俺がしょげててもなんも変わんねぇ、といつもの空気を作り出す。
ふたりとも食材はこれくらいでいいか〜と、ドリンクコーナーへ向かった。
お茶やジュースをカゴに入れるはしもっちゃん。
あれ、そういえばさっきまで一緒にいたのにAが見当たらない。
『はしもっちゃん、Aは？』
涼｢あれ、そういえば…。｣
探そう、とふたりでAを探す。
キョロキョロしてAの姿を探すと、お酒のコーナーで無心にいろんなお酒をカゴに入れるAの姿があった。
『ちょ、A。』
｢え？｣
『さすがに買いすぎ。こんなに飲まないでしょ？そもそも日本酒飲めないのにこんなに買わないの。』
｢嫌だな〜…、大丈夫大丈夫。｣
『おい、A。』
止めても辞める気配のないA。
どうしようとはしもっちゃんに目で助けを求める。
涼｢Aちゃん。｣
｢何、涼まで止めるの？｣
涼｢買ってもいいけどさすがにそれ以上は俺らも持てないからさ。今日はもう少し減らそっか。｣
はしもっちゃんはね？と宥めるとAは渋々カゴへお酒を入れる手を止める。
俺らはレジで会計を済ましてAの住む家へ向かった。
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くれいじー。(プロフ) - ｶﾘﾝさん» コメントありがとうございます。そしていつもご覧頂いているようで本当にありがとうございます。少し書き直しをしていたため、パスワードを公開しておりませんでした。作品紹介ページの最後にパスワードのヒントを記載しております。そちらからよろしくお願い致します。 (2021年3月3日 23時) (
レス) id: 417b7086e1 (このIDを非表示/違反報告)
ｶﾘﾝ - あの、ずっとこちらの作品を愛読させている者なのまた、パスワードをかけないことは難しいのでしょうか？本当に大好きな作品なので続編を早く見たいです。お手数をおかけいたしますがご対応よろしくお願いいたします。長文失礼しました。 (2021年3月3日 23時) (レス) id: 7ac2aae209 (このIDを非表示/違反報告)
ｶﾘﾝ - あの、ずっとこちらの作品を愛読させている者なのですが、パスワードは本当に作間君の呼び方と夢主の誕生日なのでしょうか？開かないため続編を読むことが出来ません。なのでパスワードを変えたのであればそちらを教えて頂きたく思っています。 (2021年3月3日 22時) (レス) id: 7ac2aae209 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くれいじー。 | 作成日時：2021年1月15日 2時
