今出来ること。 ページ20
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side M.I.
最近のあいと優斗は何かが変。
優斗があいを避けているように感じる。
あいもあいでなんか気付いてそうだし、なのに元に戻ろうとする気配のない俺はイラつきさえ覚えていた。
ほら、今日だって優斗はそそくさと先に帰る。
その後ろ姿を見届け、自然に俺らも別々で帰った。
ぼーっと家までの道を歩いている時だった。
携帯が着信を告げる。
誰からの電話かも分からないまま通話ボタンを押す。
『はい。』
＿＿あ、瑞稀ー？今何してんの？
『……え？嶺亜？』
＿＿そうだけど、ってえ。もしかして誰からか見てない？
『あ、まあ。ってか何？』
＿＿いやさー。ご飯でも食べよーって。
『悪いけど今、そんな気分じゃない。』
＿＿こっちもさ〜、話あんだよね。
『なに。』
＿＿まあ、そんなカリカリしないでって。
『本当に、暇電なら切るよ。』
＿＿ああもうっ！つれないなぁ〜、話あるのはホント。あいのことで。
『え？』
＿＿まあ、気が向いたら来てね！住所送っとくー。
ぶち、っと切られた電話。
すぐさま受信する嶺亜がいるであろう場所の住所。
あいのことで話したい、そう言われてしまえば行かないわけがなく。
家へと向かっていた足を引き返し、急いでその場所へと向かった。
店員に案内されれば通される奥の個室。
ドアを開けたらそこに居たのは嶺亜だけじゃなくて琳寧とだかさんだった。
『で、あいが何？』
席に座り、早速話を聞こうとした。
嶺｢ねぇ、まず注文。何飲む？｣
『ジャスハイ。で話は？』
嶺亜がせっかちだな〜、と言いながら店員さんに注文をしていつも通りへらへらしながらこっちを見る。
『何？』
嶺｢あいのことになると真剣だねっ。｣
『……うっさい』
当たり前だ。
強そうで実は弱いあい。
あいつのことで俺らは全員弱くも強くもなるんだよ。
嶺亜のへらへらしてる姿にイラついていれば急に真剣な面持ちになるか自然に背筋が伸びた。
嶺｢最近さ、あいになんかあった？｣
『なんで。』
嶺｢俺らといつも楽器練習してたのに年明けてからぱったり。｣
琳｢琳寧たちとも話してくれなくて。｣
本｢俺は大晴から連絡受けて、全員タイミングが合うから何かあったかなって。瑞稀に聞いてみようってなったの。｣
3人は3人なりにあいつを心配してるみたいだ。
ただ、どこかで俺らのグループの問題だから、と思ってる俺もいた。
嶺｢俺らの問題だ、とか思ってる？｣
嶺亜が見透かしたようにそう問い質した。
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くれいじー。(プロフ) - ｶﾘﾝさん» コメントありがとうございます。そしていつもご覧頂いているようで本当にありがとうございます。少し書き直しをしていたため、パスワードを公開しておりませんでした。作品紹介ページの最後にパスワードのヒントを記載しております。そちらからよろしくお願い致します。 (2021年3月3日 23時) (
レス) id: 417b7086e1 (このIDを非表示/違反報告)
ｶﾘﾝ - あの、ずっとこちらの作品を愛読させている者なのまた、パスワードをかけないことは難しいのでしょうか？本当に大好きな作品なので続編を早く見たいです。お手数をおかけいたしますがご対応よろしくお願いいたします。長文失礼しました。 (2021年3月3日 23時) (レス) id: 7ac2aae209 (このIDを非表示/違反報告)
ｶﾘﾝ - あの、ずっとこちらの作品を愛読させている者なのですが、パスワードは本当に作間君の呼び方と夢主の誕生日なのでしょうか？開かないため続編を読むことが出来ません。なのでパスワードを変えたのであればそちらを教えて頂きたく思っています。 (2021年3月3日 22時) (レス) id: 7ac2aae209 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くれいじー。 | 作成日時：2021年1月15日 2時
