同志 ページ29
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side R.S.
急いでAちゃんの家へ向かうとマンションのエントランスホールには瑞稀くんとはしもっちゃんの姿。
『あれ、ふたりとも。どうしたの？』
涼｢作ちゃん。｣
瑞｢俺らも多分、作間と同じことしにきた。｣
あー、そっか。
きっとふたりも何かきっかけがあったのかもしれない。
エントランスホールで部屋番号を打とうとした時だった。
自動ドアが開く音がして、声が聞こえる。
猪｢考えることはみな同じ、ってことだよな。｣
声の主はガリさんだった。
涼｢ここまで来たらきっと…｣
はしもっちゃんが何かを言いかけた時。
瑞稀くんがロビーのソファに腰かけた。
涼｢優斗もきっとくるよね。｣
はしもっちゃんはニコッと微笑み、瑞稀くんの横に座った。
俺らも待ってよーぜーと、ガリさんもそのソファへ向かう。
コンシェルジュがいるこのマンション。
仕事だから俺らには深入りはしないとは思うけど念の為。と俺はコンシェルジュの方へ近寄った。
『あの…、11階の…』
「藍染様のお知り合いですよね？」
『え、あ、はい…』
「以前、藍染様からこちらの5名様がいらっしゃった際には部屋まで通してくれとお伺いしております。」
そう言ってコンシェルジュの方がみせてくれた名簿には俺ら5人の名前と顔写真が登録されていた。
「作間様でお間違いないでしょうか？」
『はい。』
「藍染様をお呼びしましょうか？」
『いえ、大丈夫です。まだ人を待ってるのであっちで…』
「かしこまりました。何かあった際にはなんなりとお申し付けくださいませ。」
コンシェルジュの方にお礼を言い、俺は3人の元へ戻る。
驚いた。
セキュリティが強いマンションだからこそなのか俺らのことをわざわざコンシェルジュの方にまで伝えて、何かあった時には通れるようにしてくれてるということに。
Aちゃん、そんなこと一言も言ってなかった。
それにもっと驚いたのは登録日だった。
名簿には名前と性別、顔写真の他に登録日まで記載されていて。
俺らのことを登録したのはここに越してきた日だった。
そんな些細なことですら今の俺にはかなり嬉しくて。
思わずニヤけてしまった
優｢あれ…みんな？｣
そんな時だった。
自動ドアからロビーへ入ってきた優斗が俺らを見て目を丸くした。
涼｢待ってたよ、優斗。｣
じゃあ、行こっか。はしもっちゃんのその声で俺らはAちゃんの部屋へと向かったんだ。
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くれいじー。(プロフ) - ｶﾘﾝさん» コメントありがとうございます。そしていつもご覧頂いているようで本当にありがとうございます。少し書き直しをしていたため、パスワードを公開しておりませんでした。作品紹介ページの最後にパスワードのヒントを記載しております。そちらからよろしくお願い致します。 (2021年3月3日 23時) (
レス) id: 417b7086e1 (このIDを非表示/違反報告)
ｶﾘﾝ - あの、ずっとこちらの作品を愛読させている者なのまた、パスワードをかけないことは難しいのでしょうか？本当に大好きな作品なので続編を早く見たいです。お手数をおかけいたしますがご対応よろしくお願いいたします。長文失礼しました。 (2021年3月3日 23時) (レス) id: 7ac2aae209 (このIDを非表示/違反報告)
ｶﾘﾝ - あの、ずっとこちらの作品を愛読させている者なのですが、パスワードは本当に作間君の呼び方と夢主の誕生日なのでしょうか？開かないため続編を読むことが出来ません。なのでパスワードを変えたのであればそちらを教えて頂きたく思っています。 (2021年3月3日 22時) (レス) id: 7ac2aae209 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くれいじー。 | 作成日時：2021年1月15日 2時
