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黒田 side
学校が終わり、急いで稽古場へと向かった。
いつも一緒に稽古場へ向かう渉や光成にもなんでそんなに急いでるの？と言われるぐらいいつもは寄り道する所も寄り道はせず真っ直ぐ向かった。
稽古場へ入り、俺が急いでいた理由でもある話したかったあじはもう既に来ていた。
黒｢あじ！！！！｣
秀｢びっ……くりしたぁ、どうしたの？｣
黒｢猪狩くんから聞いたんだけどAさんなんで今休んでるの？｣
秀｢え？｣
俺がそう聞くと気まずそうに目を逸らすあじ。
……理由、知ってんな。
秀｢Aちゃん、今期大学忙しいから。気を利かせてくれたんだと思うよ。｣
黒｢本当に？｣
秀｢本当だよ。｣
目を合わせようとしないあじ。
これ、嘘ついてる時の癖だ。
黒｢ならなんでHiHiの皆さんと誰ひとり連絡つかないわけ？｣
秀｢この間携帯壊れたって言ってたし、まだ直してないんだよ。｣
黒｢…嘘でしょ？なんで教えてくれないの？｣
秀｢嘘じゃないから。｣
そういうとあじは稽古場を出て行った。
あじは稽古が始まるギリギリに戻ってきて、一切俺と目を合わせようとしなかった。
その日の稽古は次の少クラに向けての稽古。
グループでわかれて振り確認をする時も俺とあじは別のグループでなかなか話すタイミングが掴めない。
休憩も避けられ、分かりやすく俺との距離を取るあじをみてイライラが募る。
翔｢黒ちゃん、さすがに稽古中イライラしすぎだよ。｣
湧｢俺、全然なんのことかわかんないんだけどなんでこんなにイライラしてんの？｣
平塚が一緒にいたうっちーと湧に説明をする横で俺はどうしたら話を聞けるか考えていた。
黒｢…もうこれは強行突破しかない。｣
翔｢え、まさか…｣
湧｢突撃するとか言わないよね？さすがにやめろって。｣
運良く今日は金曜日。
明日は学校も休みだし、このままあじの家に着いて行ってAさんと直接話そう。
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稽古が終わり、いちばん最初に帰り支度をして平塚とうっちー、湧を引き連れあじを引き留めた。
黒｢あじ、今日家行かせて。｣
秀｢え、なんで急に。｣
黒｢あじに聞いても絶対話してくれないなら強行突破しかない！！｣
秀｢……あぁ！もう、わかったよ。だけど、Aちゃんが嫌だって言ったら無理強いだけはしないでよね。｣
俺のしつこさに折れたあじは分かりやすく足取りが重くなり、俺らにしては珍しく無言の時間が多かった。
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ちー(プロフ) - 更新再開嬉しいです…待ってました！！これからも頑張ってください！楽しみにしています^_^ (2020年7月20日 20時) (
レス) id: 87362ec09c (このIDを非表示/違反報告)
くれいじー。(プロフ) - ちーさん» コメント、ありがとうございます！そのお言葉で頑張れます……。今少し私生活が忙しく更新できてませんが少しだけ待っててください！ (2020年6月19日 14時) (レス) id: 417b7086e1 (このIDを非表示/違反報告)
ちー(プロフ) - はじめまして。いつもこちらの作品を楽しみにしております。今も次はどんな風にお話が進んでいくんだろうと気になっております。お忙しいとは思いますが更新頑張ってください！ (2020年6月18日 0時) (レス) id: 87362ec09c (このIDを非表示/違反報告)
くれいじー。(プロフ) - ikmmry1212さん» コメントをくださり、ありがとうございます（ ; ; ） そのお言葉だけで頑張れますっ！ (2020年5月21日 1時) (レス) id: 417b7086e1 (このIDを非表示/違反報告)
ikmmry1212(プロフ) - 移行おめでとうございます！ 毎回楽しみにしてます！ これからも頑張ってください！ (2020年5月20日 3時) (レス) id: f97496a2e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くれいじー。 | 作成日時：2020年5月20日 3時
