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翔平目線









?「…しょうへ、」







やけに聞きなれた、それも朝によく聞く声がして、









大「…A、?」









ゆっくりと瞼を開けた後、ひどく現実に引き戻された。



















松「残念でした、」兄の方です









大「あ、」すいません









声の主が剛さんであることが分かると、自分が今移動のバスの中でうたたねしていた状況を把握した。









あれから夏を超えて、秋になった。



















次の日僕は上沢さんのベットで起きて、その時の僕は全く別人みたいだったと上沢さんに言われた。









その時僕は何をいう訳ではなく、昨日の取り乱したことを詫びて自分の部屋へ戻っていった。



















それから上沢さんや剛さんとAの話をすることはなくなった。









避けていたというわけではなく、
僕がもっと、野球を頑張って、Aが会ってもいい、そう思える人になれたら、
その時にはきちんと言わなきゃいけなかったことを言おう、そう思った。









僕が言わなかったことからそもそもことが始まっている、と理解した。









Aがどうしていなくなったとか、理由を考え始めてしまうと止まらなくなるし、
会えるはずなんてないのに、会いたくなってしまう。









あの日を境に松本Aの存在をゆっくりとほぼ何事もなかったかのように消していこうとした。









そうじゃないと、僕はAの存在がいままであまりにも大きかったからこのまま平静を保つことはできないと直感的に感じた。









しばらくは練習を無我夢中にやりすぎてみんなに止められるまでやっていたりした。









(野球マシーンなんて言われてたっけな、)









あの頃はAのことを考えないよう、考える隙間さえないように









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kr1y6(プロフ) - saraさん» ありがとうございます(*´▽`*)頑張って書いているのでお待ちください! (2017年11月23日 3時) (レス) id: fc44881dfb (このIDを非表示/違反報告)
sara - 一気読みさせていただきました。最高の作品です!!ぜひ続編希望します。楽しみに待ってます。 (2017年11月14日 13時) (レス) id: 4be05b52fd (このIDを非表示/違反報告)
kr1y6(プロフ) - ふうかさん» コメントありがとうございます(*⌒∇⌒*)そんなふうにいってもらえて嬉しすぎます.../// (2017年10月24日 21時) (レス) id: fc44881dfb (このIDを非表示/違反報告)
aoi_(プロフ) - kr1y6さん» ありがとうございます!(*´ω`*)これからも応援してます! (2017年10月24日 20時) (レス) id: 01aa00f3a6 (このIDを非表示/違反報告)
kr1y6(プロフ) - ゆうなさん» わー!コメントありがとうございます(*>∀<*)続編頑張ります! (2017年10月24日 20時) (レス) id: fc44881dfb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:nanami | 作成日時:2017年9月21日 15時

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