夢のあと（完結）

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ついて行って支えてあげる、そんなこと
なんて夢のような話なんだろう、









それも、今のこの、関係さえも夢のようなのに、









・






(もうそろそろ夢からさめるべきなのかな)








＿潮時だと思った、









やっぱり状況が違うと考え方も変わるものだ。








きっとこの子が出来ていなかったら、ゆっくりとあの関係を続けて、








ゆくゆくは、と考えられたかもしれない。









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でも、今じゃ、もう









翔平のことを考えると、自分の夢への道を着々と進んでいて、





メジャーってなると初めてもことばかりになると思うし、






野球に集中したいと思う、し集中させてあげたい









だから、そうなると翔平のそばにいて欲しいのは、








献身的に彼を支えてあげられる存在で。









(これは勝手な私のエゴなんだけどね)









私は、こうなってしまった今、そうはできないから、









だから、もう、









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＿＿＿＿でも多分それだけじゃなくて。









もし、私を拒否されたら、







この子を否定されたら、









きっと、一人の身体の時よりも、もっとダメージが大きいと思う。








保守的にならずにはいられなかった。









これから考えられる将来のことだけでもくじけそうなのに。









自然とこの子を産まないという選択肢がなかった。









＿だからこそ翔平にその選択肢を提示されたくなかったんだと思う。









この子と、翔平が与えてくれたこの命と、一緒に生きていきたい。









そう決心した。









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(たとえいばらの道でも)







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