夢のあと（完結）

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翔平はうつぶせでまだ、寝ているらしく、規則正しい寝息が聞こえていた、









ここだけ見ると、ただののんびりとした朝、









だけど、訳が違う、









(そもそも私たち、付き合ってない、)









起きる前に、状況を確認したくてベットの周りを見るけど、
明らかに事が行われたような痕跡しかない。









(どうして、)









いつもなら、解散しているのに、








でも、なんとなく、の記憶ならあって、








翔平が泊るところが遠い、と言い出して、







相当お互い酔っていて、









・






「Aの家じゃだめ？」








なんてあの可愛い子犬の目で言われてしまったらしょうがないな、となって、









タクシーで、うちに来て、それから、









・









大「A、」







「ひゃ、」









大「…おはよう、」









「う、うん、おはよう」









大「…」あの、







「…」ぶふ、








なんか朝からなにも着ていない二人が、気まずくなってるのに、朝日は爽やかだし、









考えるのがどうでもよくなって、面白くて、









二人で笑いあった









「おなかすいたね、」





大「朝ごはん何？」









・








(ここまでは幸せな、ちょっとした出来事)









・

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