検索窓
今日:8 hit、昨日:24 hit、合計:465,885 hit

18 ページ19






翔平から見えない死角に入り込んだことを確認して、
しゃがみこんだ。






もう無理だと思った。





カバンから携帯を出し、受話器のボタンをタップする







?「A?」














「_____お兄ちゃん、もうしんどい、」






「わかった、今どこにいる?」








日ハムが千葉で試合をしていてよかった。


幸い幕張から鎌ヶ谷までバスで移動していたらしくそのまま、ここまで来てくれた。













「…お兄ちゃ、」









松「__何も言わなくていいから、」









お兄ちゃんの腕の中に久しぶりに収まって、









なんだか安心してしまって涙が止まらなくなった。








しばらく思い切り泣いた後、タクシーを呼んでいてくれて、そのままお兄ちゃんの借りているアパートに移動した。

















「…気持ち悪い、」








松「、!」トイレ行こう、






部屋に着くとそのままトイレに二人で流れ込むように向かい、




お兄ちゃんはずっと背中をさすってくれていた。















「ありがとう、」何とか落ち着いた






松「あったかいのつくるね、」座ってて、






お兄ちゃんが、パタパタ急いでキッチンに移動していく音を聞きながら、
ゆっくりと自分もソファに移動した。









松「なんで、あんなとこにいたの?」駅の近くじゃん






不思議そうにコップを渡しながらお兄ちゃんも隣に座った。









「会ってきたの、」





松「え」
















「翔平に、最後に会っておこうと思って」





19→←17



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (154 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
635人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

kr1y6(プロフ) - saraさん» ありがとうございます(*´▽`*)頑張って書いているのでお待ちください! (2017年11月23日 3時) (レス) id: fc44881dfb (このIDを非表示/違反報告)
sara - 一気読みさせていただきました。最高の作品です!!ぜひ続編希望します。楽しみに待ってます。 (2017年11月14日 13時) (レス) id: 4be05b52fd (このIDを非表示/違反報告)
kr1y6(プロフ) - ふうかさん» コメントありがとうございます(*⌒∇⌒*)そんなふうにいってもらえて嬉しすぎます.../// (2017年10月24日 21時) (レス) id: fc44881dfb (このIDを非表示/違反報告)
aoi_(プロフ) - kr1y6さん» ありがとうございます!(*´ω`*)これからも応援してます! (2017年10月24日 20時) (レス) id: 01aa00f3a6 (このIDを非表示/違反報告)
kr1y6(プロフ) - ゆうなさん» わー!コメントありがとうございます(*>∀<*)続編頑張ります! (2017年10月24日 20時) (レス) id: fc44881dfb (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:nanami | 作成日時:2017年9月21日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。