171:ゲームスタート ページ6
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「.......あ、さっきの」
「声出るようになったみてーじゃん」
「ふふ、相変わらず生意気だね少年」
あの後自分たちが生き残れそうな所へとそれぞれ分かれた。
私やコナンくんたちはオールドタイムロンドンを選んで、ゲートの入口に着いた時、さっきの生意気4人組もいた。
その子たちは諸星秀樹、滝沢進也、江守晃、菊川清一郎と教えてくれた。
『各ステージにはお助けキャラもいるから、頼りにするといいよ?
では、ゲームスタート!』
お助けキャラ、ねえ。
ロンドンだから、ホームズがいいなあ。会って話してみたいなあ。
「じゃあ、行こう!」
「あ、うん!」
コナン君くんたちを先頭に、門を潜り抜け、光っている入口へと向かった。
「ねえ、あんたここにいていいの?」
「......え?」
「まあ息抜きだか何だか知らねーが、あぶねーことはしない方がいいんじゃねーのか?」
「な、なんかやけに優しくなったね諸星くん...
それに、私さっき息抜き____」
......待って、この子諸星くんじゃない?でも、この生意気加減は本人だよね?
このゲームやる前にこの話したばかりなのに、おかしいよね?
後ろの3人も?顔してるし、ゲームをやる前の記憶が飛んでるってことなのか?
「んー......謎だ。」
「?変な顔してっけど、もう着くみたいだぜ。」
「あ、ほんとだ。」
諸星くんの謎は後回しにして、目の前のことに集中しよう。
こんなところで死んでたまるものか。
絶対生き残って、また女優として復帰するんだから。
藤峰Aを、消させてなるものか。
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作者名:*Sumomo* | 作成日時:2020年5月8日 9時