貴方の隣に【nqrse】 (ページ3)

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2:出会いその2 ページ3

貴方side
家から駅まで歩いて5分で着く。

我ながらいい家に生まれたと思うよ。こんなに駅が近いんだから。

家から1番近い駅から××駅までは3駅だった。

意外と近いのに行ったことないところでnqrseさんはここに住んでるのかな～なんて思っていた。

nqrseさんなんで私の歌を聴いてくれたんだろう。そんな有名でもないのに…

なんて思っていたら××駅に着いた。

nqrseさんは駅の近くのカフェって言ってたよね?

ｷｮﾛ(･ω･`三´･ω･)ｷｮﾛ

貴方『あっ！あそこだ！』

思わず声に出してしまった。でも、あんまり人に聞かれてなかったみたいだから、よしとしよう。

そのカフェは、いつも自分の行くカフェより高そうで自分一人だったら入らないだろうな～っていうカフェ。

貴方(うわぁ緊張する。)

今になって緊張してきた。カフェの重いドアを押して店員さんに話しかけられる。

店員「何名様ですか？」

貴方(見ての通り1人ですけど！？)

そう思ってしまった自分を落ち着かせ、

貴方『1人なんですけど、待ち合わせしてて、他に待ち合わせで来てる人とか居ませんか？』

すると、店員さんは店長さんらしき人に確かめ、

店員「待ち合わせで来られてる方はあそこのテーブルに座っていらっしゃる方です。お間違いありませんか？」

確かにそこに座っているのは、黒髪に所々ピンク色の髪でメガネをかけていてnqrseさんそのものだった。

貴方『あっはい！あの人で間違いないです！』

店員「それでは、私はここで失礼します。」

私はnqrseさんの座っているテーブルまで歩いていき、恐る恐る声をかけた。

貴方『あの…nqrse、さんですか？』

な「んっそうです。nqrseで間違いありません！」

初めましてなのに、結構明るく言葉を返してくれてちょっと、意外だった。

しばらく呆然としてしまっていたら、

な「えっと…ろぉせさん?」

と聞かれた。あっそういえば名乗って無かった！

貴方『あっはい！そうです。初めましてnqrseさん。』

な「初めまして。nqrseです。歌いっつも拝見させてらってます。」

貴方『いえいえ！私の方こそいつも拝見させてもらってます！』

な「ほんとですか！？ありがとうございます。……っていうか一つ聞いてもいいですか?」

貴方『はい。いいですよ？』

な「えっと…学生さん?でよろしいでしょうか?」

貴方『はい。そうです。一応高校３年生なんですけど…知りま、せんでした、か?』