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「好きだって
どうしようもなく好きだって
一生一緒にいるって
そう言ったじゃない」
「ももちゃん、、、」
「平野くんしかいないんでしょ？
自分には平野くんしかいないって
他の誰も見えないって
そう言ったじゃん」
どんどんヒートが上がっていく
どんどん状況がわからなくなってく
え、これって今
平野くんと私の結婚報告の前に
別れるよ、っていう
どっきりを仕掛けてるのよね？
ももちゃんって
その、どっきりに引っかかってるのよね？
ものっすごい早口で
私に詰め寄りながら
廉さんが止めるのも聞かずに
廉さんごと
ごしゃごしゃしながら
私を壁際に押していこうとしてる現実が
私を混乱させて
何が本当なのかわからなくさせる
「ねぇ、ももちゃん聞いて？」
「なんでよ、なんで別れるの？」
だめだよ、別れたらだめじゃん
２人、いつも一緒なんでしょ？」
「ももちゃん、ねぇ、聞いてって！」
「平野くんしか、、、
いらないって言ったじゃない
なのに、なんでよ
なんで手を離そうとするの
、、、今更ずるいよ」
ちょっと待って
ねぇ、おかしい、おかしいって
なにこれ
これ、ほんとに私のことだけ？
私のことだけで
ももちゃん、こんなふうになる？
おかしい、絶対に
泣きながら詰め寄るももちゃん
いやいやいや、って首を振って
廉さんの制止も聞こうとしない
様子を見ていた平野くんが
廉、ちょっと待ってかわる、って言って
「ねぇ、ももちゃん
危ないから、もうやめなって」
ももちゃんを私から引き離そうとした
その時
「だから諦めたんじゃん！
私にこれ以上、触らないでよ！！」
苛立ったみたいに
激しく平野くんの腕を振りほどいて
「１回きりって言った
あの夜のこと
今まで１度も、私、忘れたことなかった！」
キッて音がしそうなくらい
平野くんのことを泣き腫らした目で睨む
ももちゃんがいた
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ゆの（KP）(プロフ) - りよさん» ありがとうございます、よかったらまたのぞいてやってください、他にもいろいろ書いてますんで (7月7日 21時) (
レス) id: 7ef6f46172 (このIDを非表示/違反報告)
りよ(プロフ) - はじめまして。裏は見れそうにないので、こちらの更新楽しみにしています！ (7月7日 1時) (レス) @page15 id: 65be4ed974 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆの（KP） | 作成日時：2023年6月26日 18時
