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ガッシャーーーン！！！
ジンくんのおうちの
お値段激高な高級テーブルの上から
こないだジンくんがももちゃんの誕生日に
大奮発して買ったと聞いてた
バカラのアンティークのグラスが
ものっすごい勢いで床に叩きつけられて
派手に辺り一面に
中に入っていたワインとともに
飛び散った
「陰でそんなことしてるのに
よく平気な顔して
俺と仕事でもプライベートでも
会えてたな！」
グラスを床に叩きつけた張本人は
それこそ鬼の形相で
相手を、平野くんを睨みつけてる
「やめて！しょ、、平野くんは悪くないの！」
「紫耀？紫耀って呼んでんのか、普段！えぇ？」
「や、ちがっ！ねぇ、待っ！」
「違わねぇだろ！お前、なに考えてんだよ！」
「あかんて、ぐうじ！！女の子にそんなんしたら
あかんやろ！」
ももちゃんに詰め寄りかけたジンくんを
廉さんが後ろから力いっぱい抑えてるけど
今にも廉さんの腕を振り払って
ももちゃんを壁際へ押しやろうとしてる
ジンくんの姿が
「ねぇ、やだ、ねぇどうしよう！
紫耀とももちゃんって、、、
ウソでしょ？そんなの
ねぇ、岸くん！なんとかしてよ！
ジンが、、、
ジンがおかしくなっちゃう！」
「なんなの、これ
なんなの、この状況
しかもAちゃんも
、、、、知ってたの？」
海人くんと岸くんが
信じられないって顔してこっち見てる
「なんとか言えよ！紫耀！
そんな顔して、誰が被害者だと思ってんだよ！
Aちゃんになんて言うつもりだよ！
仕掛けたのはももだから
俺は悪くないって言うつもりかよ！」
「もうやめて！」
ももちゃんが泣き叫びながら
私の方を振り返って
「A、ほんとごめん！
聞いて！そんなつもりじゃなかったの
そんなつもりじゃなかったのに
私、あのとき、ほんとに寂しくて
ほんと誰でもよくて」
「は？うそだろ、誰でもって何
なぁ？ふざけんなって」
被害者みたいな顔して
ジンくんに一方的に攻められてた平野くんが
ももちゃんの急な告白に
勢いよく顔を上げた
「誰でもってなんだよ」
「や、あの、違うの」
「なにが違うんだよ、なぁ、もも
誰よりも俺がいいって言ったの誰だよ、なぁ
ジンより、俺がいいって
そう言ったから捨てたんだろ！
Aもジンも、何もかも！」
ねぇ、待ってよ
ねぇ、これって
現実？
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ゆの（KP）(プロフ) - りよさん» ありがとうございます、よかったらまたのぞいてやってください、他にもいろいろ書いてますんで (7月7日 21時) (
レス) id: 7ef6f46172 (このIDを非表示/違反報告)
りよ(プロフ) - はじめまして。裏は見れそうにないので、こちらの更新楽しみにしています！ (7月7日 1時) (レス) @page15 id: 65be4ed974 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆの（KP） | 作成日時：2023年6月26日 18時
