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「……うぇ……」

地獄の薬作りもようやく終わり、俺はよぼよぼと自室へ戻ったのだが、相も変わらず体力も根性も匂い耐性もなく、10分前にベッドに潰れた蛙の様な呻き声を上げながら倒れ込んだきり動けなくなっている。

少し動きすぎた、というのもあるが何よりも匂いが酷かった。

疲労との連鎖でダメージは倍というか2乗だ。

今思い出しても吐き気がこみ上げてくる。

匂いだけでこの状態だと言うのに飲み薬だと言うのが本当に驚きだ……。飲み手は想像していない、ある意味物凄いサプライズな味だろうけど、俺としては絶対に想像したくない。

というかこんなサプライズを受けた暁には味覚は崩壊すると思う。

効果重視だとしてもこれは良くないと思うぞアズール…。

一方のアズールは顔で不快感を露骨に示しつつも、吐き気などはとっくに治まったらしい。正気か。

そんな風に思考を巡らせていたら吐き気が少し強くなってきた気がする。

今度こそヤバいかも……と枕に顔を埋めた直後、コンコン、と丁寧なノックが部屋に響いた。

この丁寧なノックはきっとジェイドだ。

「A、入りますよ。」

「はぁい…」

「随分間延びた声ですね。大丈夫ですか?」

いえ、大丈夫じゃないです。…とも言っていられない。あと数時間したらラウンジに出なければいけないのに。

「…まぁ、ラウンジの時間まで昼寝でもしたら治るでしょ…」

「僕の目にはAはぐったりしていてとても数時間後に動ける状態には見えないんですが。」

「うぐ、…」

何でこういう所に限っては何時もの数倍も鋭いんだ…。

事実、昼寝だけで治る気は全くしていない。もう胃液が上まで来そうだもん。吐きそう。

そんな思いとは裏腹に、俺はラウンジに出たい。

体力が尽きてしまった日は何時もシフトに穴を開けてしまっているし、何より3人と働くのは楽しい。

そんな煮え切らない俺に呆れたのかジェイドは小さく溜め息を吐いた。

「少し失礼します。」

そして、俺の頭を無遠慮に掴んで尖った歯で手袋を器用に外した。


────手袋を外した???


次回、A死す!デュ●ルスタンバイ!!((((殴

***

そろそろ腐要素をいれ始めようかと思ったので腐らせます!!!!!!

8→←6



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ヴィンセント・ヴァンクール - ン〜〜好きッ(o^^o)尊い…これからもオクタの3人とお幸せに…///もう本当に大好きです。続きが欲しいくらいです。頑張ってください!応援してます!! (8月2日 20時) (レス) @page38 id: a3d5b84e3e (このIDを非表示/違反報告)
シアン - オクタ・・・・・・・・・・・・・・・・ワイも推しやで仲間よ。 (2022年9月24日 22時) (レス) @page5 id: 215c26ef03 (このIDを非表示/違反報告)
× ×(プロフ) - 〈〈〈〈〈〈〈〈〈好き〉〉〉〉〉〉〉〉〉 (2021年2月6日 9時) (レス) id: 9bb4cee45f (このIDを非表示/違反報告)
えびのおすし(プロフ) - 成瀬たこたさん» ありがとうございます! (2021年1月20日 22時) (レス) id: 898286a51e (このIDを非表示/違反報告)
成瀬たこた(プロフ) - えびのおすしさん» 気長に待っております(*^^*)ご多忙ではなくなった頃にでもリクエストさせてください(^▽^) (2021年1月18日 12時) (レス) id: 62fa3d4859 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:えびのおすし | 作成日時:2020年12月20日 17時

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