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「……え、?」

「何ですって…?」

「……は、?」

目の前には呆然とした3人の顔。

___あ〜あ…。

言っちゃったよ。

やっぱりこの気持ちには気付くべきじゃ無かったんだ。

「……、それだけ、だから。」

ごめん、と小さく呟いてVIPルームから飛び出した。






もうどれ位走ったのだろう。

気付いたら中庭の辺りまで来てしまった。

もう冬休み前だからか夜になると流石に温度が下がって寮服だけじゃかなり寒い。

__俺、馬ッ鹿みたいだなぁ…。

捨て台詞吐いて逃げるとかダッサいなぁ…もう…。

思わず自嘲の笑みを浮かべてしまったが、頬に伝う冷たいものに笑みが壊れる。


「___もっと、早く気付いてたらよかったなぁ……」


これはきっと、今まで怖くて目を反らしてた罰だ。

あいつらも幻滅しただろう。

しんしんと染み入る寒さに長く息を吐いて座り込んだ。


もう、どうでもいいや。









_____A……、


____A、



「_A!」



はっと目を開けると、そこには3人の顔があった。

「__何で、」

「何で、ですって?」

思わず漏れた言葉にアズールがきっと目を吊り上げた。

「あなたが急に飛び出していったから校内をくまなく探し回っていたらこんな冬に中庭の木の下に蹲って寝ていたんですよ?心配したにも程があります!」

「……あ、……ごめんなさぁい…」

ぶわ、と訳もなく涙が溢れてきたのにぎょっとしつつ、アズールはああもう、と言いながら寮服のコートを俺に掛けてくれた。

その刹那に触れた指はとても冷たくて、長時間外で探してくれていたことが伝わってきた。

「A、さっきは騙すような真似をしてすみませんでした。」

ジェイドはしゃがみこんでいた俺に手を差し出した。

「それから、魔法を使ったことも。」

その手を受け取り、立たせて貰う。

ジェイドの綺麗な大きな白い手にはさっきまで無かった細かな傷が出来ていた。

「A…、イライラしちゃってごめんね…。」

しょんぼりと項垂れたフロイドの鼻先は少し赤くなっていて寒そうだった。

立ち上がってようやく3人の顔を見ると、微笑んでいた。

「あのね、A。オレ達Aに好きって言って貰えてすごく嬉しい。」

「僕達もAが大好きなんです。」

「言われるのはどうも性に合わないので、僕達から言わせて下さい。」


「___A、大好き。」




_____夜が、明ける。

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ヴィンセント・ヴァンクール - ン〜〜好きッ(o^^o)尊い…これからもオクタの3人とお幸せに…///もう本当に大好きです。続きが欲しいくらいです。頑張ってください!応援してます!! (8月2日 20時) (レス) @page38 id: a3d5b84e3e (このIDを非表示/違反報告)
シアン - オクタ・・・・・・・・・・・・・・・・ワイも推しやで仲間よ。 (2022年9月24日 22時) (レス) @page5 id: 215c26ef03 (このIDを非表示/違反報告)
× ×(プロフ) - 〈〈〈〈〈〈〈〈〈好き〉〉〉〉〉〉〉〉〉 (2021年2月6日 9時) (レス) id: 9bb4cee45f (このIDを非表示/違反報告)
えびのおすし(プロフ) - 成瀬たこたさん» ありがとうございます! (2021年1月20日 22時) (レス) id: 898286a51e (このIDを非表示/違反報告)
成瀬たこた(プロフ) - えびのおすしさん» 気長に待っております(*^^*)ご多忙ではなくなった頃にでもリクエストさせてください(^▽^) (2021年1月18日 12時) (レス) id: 62fa3d4859 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:えびのおすし | 作成日時:2020年12月20日 17時

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