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____A、………は…ひど……と…です…______

 揺らぐ水面、辺りを飛び交う泡沫に、目の前にいる黒い3つの影から発される、ノイズの混じった…ひどく懐かしい声。

…ああ、これは夢だ、と直ぐに俺は気付いた。

陸に上がってから、何百回と見た夢。

何回も何回も繰り返すのだから、いい加減俺は飽きちゃったけど。

そして毎回、目の前にいる影は理由は分からないが…泣いている声を抑えつつ、とても悲しそうに揺らいでいるのだ。

何時もの事ながら、何だかとても悪いことをしてしまったような気がして、思わず影を見ないように目を閉じて背を向けた。

毎回こんな気分になるから、俺はこの夢が嫌いだ。

 こういう時、どうしたらいいかを俺は知っている。

やがて夢の中で、大きな波のように押し寄せてくる眠気に身を任して、眠ってしまえばいいんだ。

そうすれば、現実の俺が目を覚ますから───……

■■■

 目を覚ますと、柔らかい紅茶の香りに包まれていて、自然と力が籠っていた手のひらがふっと緩んだ。

「おや、起きましたか。おはようございます。」

『……おはようジェイド。聞きたいことがあるんだけど。』

「ええ、何でしょう。」

優雅にカップに紅茶を注ぐジェイドを眺めつつ、口を開く。

『俺、昨日ドアに鍵かけて寝た筈なんだけど……どうやって入った?』

何事もなかったかの様に振る舞うジェイドに流されそうになったが、毎晩寝ている隙に部屋に忍び込んでくるジェイドとフロイド対策に昨晩、俺は鍵を確かにかけた筈だ。

「さて、どうやったでしょう?」

『答えになってないんだよなぁ…』

言葉が通じないのか。

想像がつくのは合鍵を作った、とかピッキングで鍵を開けたかなのだけど……、出来たら後者であって欲しい。前者なら今年に入ってもう6回目となる、鍵の付け替え作業をしなくてはならなくなる。いや、どっちも最悪だけども。

「紅茶、冷めますよ?」

誰のせいだと思っているんだ、と口を開こうとしたけどほどなく諦めて、すっかり温くなった紅茶を飲んだ。




***

シリアスかと思ったか!?
馬鹿め!主はシリアスをシリアルに変える女やぞ!!!!!!(ごめんなさい)

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ヴィンセント・ヴァンクール - ン〜〜好きッ(o^^o)尊い…これからもオクタの3人とお幸せに…///もう本当に大好きです。続きが欲しいくらいです。頑張ってください!応援してます!! (8月2日 20時) (レス) @page38 id: a3d5b84e3e (このIDを非表示/違反報告)
シアン - オクタ・・・・・・・・・・・・・・・・ワイも推しやで仲間よ。 (2022年9月24日 22時) (レス) @page5 id: 215c26ef03 (このIDを非表示/違反報告)
× ×(プロフ) - 〈〈〈〈〈〈〈〈〈好き〉〉〉〉〉〉〉〉〉 (2021年2月6日 9時) (レス) id: 9bb4cee45f (このIDを非表示/違反報告)
えびのおすし(プロフ) - 成瀬たこたさん» ありがとうございます! (2021年1月20日 22時) (レス) id: 898286a51e (このIDを非表示/違反報告)
成瀬たこた(プロフ) - えびのおすしさん» 気長に待っております(*^^*)ご多忙ではなくなった頃にでもリクエストさせてください(^▽^) (2021年1月18日 12時) (レス) id: 62fa3d4859 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:えびのおすし | 作成日時:2020年12月20日 17時

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