小さな点と点は今繋がり円になる４ (ページ38)

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紫耀「やっぱ忘れて」

そう言って勢いよく紫耀が私の中に入ってきた。

いつもより激しめなプレイをした私たちは疲れ果ててベッドに横になった。

紫耀「好きだよ」

『私も大好きだよ』

紫耀「ずっと俺の事見ててね」

『うん…？』

紫耀「俺の事だけ、見ててね」

『うん！紫耀も、ライブ中以外はずっと私の事だけ見ててね』

紫耀「ライブ中もAの事しか考えないよ」

『それはダメ。応援してくれてるファンに失礼だよ。』

紫耀「ほんと、変なとこ真面目なんだよなぁ〜Aって(笑)」

『当たり前でしょ？ライブ中ずっと上の空な自担見てても楽しくないもん』

紫耀「嫉妬しないの？」

『しない。仕事だもん』

紫耀「でも他の女の子にファンサしてるんだよ？」

『いつもそれ以上の事してもらってるもん』

紫耀「わっやらしい〜！」

『でも、そうでしょ？』

紫耀「そうだけど〜、ちょっとくらい嫉妬してよ！(笑)ファンの子と目合わせないでぇ！とかさ(笑)」

『不可能じゃん(笑)』

紫耀「いや、まぁそうだけどさ…」

『あ、でも。裏から見てるから大丈夫なだけだよ？』

紫耀「ん？」

『会場の座席から見てると多分嫉妬に狂うと思うよ』

紫耀「え！ほんと！？」

『今ヲタクとして会場入ったら確実に死ぬ(笑)私の紫耀なのに！って(笑)』

紫耀「なにそれ可愛い！今度会場から見ててよ！」

『やだよ(笑)裏から優越感に浸りながら見たい(笑)』

紫耀「久しぶりに"天使ちゃんを探せゲーム"やりたい！(笑)」

『多分もう私耐えられなくなってWゆうたの団扇持っちゃうよ(笑)』

紫耀「は！なんで！無理！絶対ダメ！」

『見たくないもん(笑)』

紫耀「俺の事？」

『うん。他の子にファンサしてる紫耀なんか見たくない』

紫耀「あー可愛い！それだよそれ！俺の求めてた言葉！」

『私以外にファンサしないで！』

紫耀「しない！絶対しない！Aだけに愛を注ぐ！」

『ってなるでしょ？(笑)だからやっぱりダメ(笑)』

紫耀「なんでよ〜」

『貴方はアイドルでしょ？ちゃんと仕事して下さい(笑)』

紫耀「ちぇ〜っ」

『でもいつかまたヲタクとして紫耀を見てみたいなぁ』

紫耀「いや、もうそれは無理じゃない？」

『うん、無理だね。(笑)』

紫耀「来世でも俺の隣に居てね？」

『え、なに死んじゃうの？(笑)』

紫耀「死なないよ(笑)」

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