小さな点と点は今繋がり円になる４ (ページ31)

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『しないわ、バカ(笑)もう連絡先持ってないし』

紫耀「持ってたらしてたみたいな言い方やめて」

『あ、もうそれ以上言ったら知らないよ？』

紫耀「ごめんなさい」

いつも強気なくせに私がちょっと怒るとすぐに折れて謝ってくるところがたまらなく可愛い。

そして次の日5人での撮影があり、楽屋で集まっている。

廉「海人昨日あれからどうなったん？(笑)」

勇太「なになに、なんかあったの？」

海人が一目惚れした相手が私の友達で、昨日一緒にご飯を食べたことをみんなに話した。

優太「やば！それもう運命じゃん！おめでとう海人！」

海人「ありがとう岸くん！」

紫耀「ちゃんと家まで送り届けたんだろうな？」

海人「うん！タクシーでいっぱい話せたよ！」

廉「どうなん？いい感じなん？(笑)」

海人「んー。いい感じかは分かんないけど、仲良くはなったと思う」

紫耀「でもひかちゃん、彼氏居るよ？(笑)」

海人「えぇ！？そうなの！？」

紫耀「うん、Aが言ってた(笑)」

海人「早く言ってよそれ！俺バカみたいじゃん…」

廉「うわー、つら(笑)まさかの彼氏持ちかよー」

勇太「それでも諦めちゃダメだよ！奪う気持ちで行かないと、」

廉「ジンが言うとなんか説得力あるわ(笑)」

紫耀「おい、」

廉「ごめんごめん(笑)」

『勇太〜？ちょっといい？』

私が楽屋に入ると落ち込んだ様子の海人がみんなに囲まれていた。

『あ、ごめん。お取り込み中だった？』

廉「いいよ、大丈夫(笑)」

海人「ひかちゃん、彼氏居るんだね…」

『へ？彼氏？』

紫耀「こないだA言ってたじゃん」

『あぁ、言ってなかったっけ？半年前に別れたんだって』

海人「え！そうなの！？」

『ごめんごめん(笑)…て、本人に聞けば良かったのに(笑)』

海人「居ないもんだと思って話してた」

紫耀「なんだ、居ないのか。良かったじゃん海人！」

廉「脈アリやな！(笑)」

『ひかちゃんも、昨日楽しかったって言ってたよ』

海人「ほんと！？良かったぁ」

『また会いたいって』

海人「俺も！」

『うん、またみんなで集まろっか』

海人「やったー！ありがとうAちゃん！」

勇太「で、なんか俺に用あった？(笑)」

『あ、そうそう(笑)ちょっと確認したい事あって！』

勇太「おけ、行こっか」

『ん、ありがと』

勇太と一緒に部屋を出た。

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