小さな点と点は今繋がり円になる４ (ページ20)

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紫耀「誤魔化さないの！」

『誰だと思うの？』

紫耀「俺以外考えたくない！」

『紫耀が入所する前なんだから仕方ないでしょ？(笑)』

紫耀「待って、マジで誰」

『さぁ〜？誰でしょう？(笑)』

紫耀「ちょ、マジで答えて？答えるまで寝かせないからね、今日」

『ねぇなんでそんなムキになってんの(笑)』

紫耀「なるだろそりゃ！」

『嵐さんですー(笑)』

紫耀「えっ潤くん？」

『んなわけないじゃん(笑)身内のヲタクしてたらやばいでしょ(笑)』

紫耀「えっじゃあ…同じ"しょう"だから…」

『ちーがーう』

紫耀「そこまで言ったんだからもう早く教えて」

『かずくんです♡』

紫耀「かずくん…？あっ二宮くん？」

『そう！』

紫耀「二宮担だったってこと？」

『そうだよ？(笑)』

紫耀「俺より？」

『はぁ？(笑)その時紫耀の存在まだ知らないから！(笑)』

紫耀「そんなに歳上のオトコが好きだったの？」

『あの頃は歳下なんか眼中に無かったなぁ〜(笑)』

あからさまにヤキモチを妬いてる紫耀が可愛くて抱き締めるとその数十倍も強い力で抱き締め返してきた。

『うぅ、苦しい苦しいっ(笑)』

紫耀「俺以外のオトコを好きになった罰」

『なんでよ！いいでしょ別に！(笑)私にだって好きになったオトコくらいいっぱいいるよ！彼氏だって居……』

紫耀「あーーー聞きたくない聞きたくないやめて」

『紫耀だって居たでしょ？私以外に好きに…』

紫耀「居ない！俺は人生でAだけ！」

『嘘ばっかり(笑)そんな大嘘ついてたらモテないよ？』

紫耀「は？モテなくていいし。てかなんでモテさそうとしてんの」

『モテさそうとはしてないけど(笑)』

紫耀「いいの？俺がモテても」

『もう既にモテすぎてるんだからなんとも思わないよ(笑)』

紫耀「Aだけでいいの！」

『はいはい、(笑)あ、お風呂沸いたよ。入ってきたら？』

紫耀「やだ。一緒に入る」

『こないだ入ったじゃん』

紫耀「今日も入る」

『なんでよ、(笑)』

紫耀「嫌なの？」

不貞腐れた顔で見つめてくる紫耀は唯一歳下だなぁと思える瞬間。

『やじゃないよ、分かった一緒に入ろ』

紫耀「なんか嫌そう」

『あ、そんなこと言うんだったら入らないよ？』

紫耀「ごめんなさい！入ろ！行こ！」

嫉妬モード全開の紫耀と仲良くお風呂に入り仲良く眠りについた。

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