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紫耀「Aはそんな事しない。」
『簡単に人を信用しちゃいけないよ？』
紫耀「いいから早く、携帯出して」
タクシーの扉が開き乗り込もうとしたら紫耀に腕を掴まれ振り返ると、真剣な眼差しで"お願い"と言ってきた。
私は仕方なく自分のスマホを取り出しQRコードを表示して彼に見せた。
紫耀「ありがと。また連絡する」
『………悪用、しないでよね？』
普通なら彼が言うはずの言葉を残してタクシーを出発させた。
そして家に着き別の服に着替えて今度は電車に乗って新宿に向かった。
新宿に着き改札を抜けると沢山荷物を抱えた沙耶が待ってくれていた。
『ふふっ荷物多いね(笑)』
沙耶「そりゃーもう盛大にお祝いしたいんでね(笑)」
沙耶の荷物を1つ持ってあげて私たちは予約していたホテルへと向かった。
ホテル街に入ると数時間前まで紫耀と一緒に居たホテルが目に入りなんだかもどかしくなった。
予約していたホテルに着き、部屋へと向かった。
女子会プランなだけあって部屋一面がピンクに包まれたとってもラブリーな部屋だった。
その可愛い部屋に沙耶が持って来たバースデーグッズを2人で協力して飾り付けた。
沙耶「完璧」
『ですね』
バルーンやケーキの他に廉の歴代の顔団扇や厳選された沢山の写真も並べ、沙耶はとてもご満悦だ。
沙耶はあらゆる角度からその風景を写真に収めた。
『はい、じゃあ主役はそのソファに座って？』
沙耶「はーい♡」
沙耶をソファに座らせ今度は私がカメラを構えた。
そして写真会を終え、ケーキを食べ始めた。
『あんまっ』
沙耶「でも今日の目標はこれを食べ切る事だから！(笑)」
『嘘でしょ？私そんな戦力になんないよ？(笑)』
沙耶「大丈夫、私頑張るから」
2人で食べ切るには大きすぎるホールケーキを沙耶はパクパク口に運んだ。
『ねぇ』
沙耶「ん？」
『もしさ、プライベートで廉に会ったらどうする？』
沙耶「何、いつもの妄想タイム？」
『いや実際にね？もしほんとに出会ったら沙耶どうする？』
沙耶「それはもう、神様がくれたチャンスでしょ」
『チャンス？』
沙耶「そう。絶対廉くんを惚れさせる！」
『おー(笑)さすがだね』
沙耶「まぁでもそんなチャンスは訪れないだろうけど(笑)」
『やっぱそうだよね…ないよね』
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まあか(プロフ) - ゆーたんさん» ありがとうございます！楽しみにしていて下さい☆彡.。 (2020年5月28日 17時) (
レス) id: 2b05592676 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーたん(プロフ) - 今後の展開がとても気になります。更新楽しみにしております。 (2020年5月28日 15時) (レス) id: b0fb8b9a55 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：MAPI | 作成日時：2020年5月20日 4時
