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『無事だよ。無事無事！』
沙耶「昨日解散してから一切音沙汰無しだから何かあったのかと思った」
『ごめんね、あの後友達と遅くまで飲んじゃって家着いてお風呂も入らず速攻寝てた(笑)』
沙耶「そんな事だと思った(笑)廉くんの誕生日なんだからちゃんとお風呂入って来てね？(笑)」
『そうじゃなくてもちゃんと入ります(笑)あ、お誕生日おめでとう♡』
沙耶「ありがと♡私12時半頃ケーキ取りに行ってくるから13時前には新宿来ててね！」
『りょーかい！今から急いで準備します』
沙耶「お願いします(笑)じゃ、また後でね〜」
『はーい』
電話を切ると、退屈そうな顔をした紫耀が口を開いた。
紫耀「友達…かぁ」
『え？』
紫耀「だってさっき友達と飲んでたって」
『いや、言えないよそりゃ！飲んでた相手が実は平野紫耀でしたー！なんてそんなの死んでも言えない』
紫耀「ふーん」
なぜか不満気な様子の紫耀を横目に、私は荷物を持ってバスルームへと向かった。
『シャワー浴びるから絶対入って来ないでね！』
そう言い残して私は急いでシャワーを浴びた。
紫耀と繋がったこの身体を洗い流すのは少し名残惜しいが綺麗さっぱり洗い流して昨日着ていた服に袖を通した。
バスルームにある無駄に大きな鏡の前に座りドライヤーで髪を乾かし、鞄の中から化粧ポーチを取り出して顔を作った。
ヘアアイロンも備え付けられていたので前髪をくりんと巻き、毛先もゆるく巻いた。
バスルームを出ると昨日と同じ服を身にまとった紫耀がベッドに腰掛けスマホを触っていた。
『ごめんね、お待たせしました』
紫耀「なんかやだ」
『え、あっごめん…遅かった？』
紫耀「廉の為におめかししてんのがなんか腹立つ」
『はぁ？別にこれは廉の為じゃなくて普通に沙耶と遊ぶからなんだけど？』
紫耀「でも今からその沙耶ちゃんと廉の誕生日祝いに行くんでしょ？」
『はいはい、急いでるんだから早く行くよ』
私たちはコートを羽織り荷物を持って部屋を後にした。
ホテルを出て大通りに向かいタクシーを探した。
タクシーを見つけ手を振るとハザードをたいてこっちに向かってくれた。
紫耀「ねぇまた会える？」
『勿論。会場でね？』
紫耀「連絡先、教えて？」
『そんな簡単にファンの子と連絡先交換しちゃダメじゃん。悪用されるよ？(笑)』
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まあか(プロフ) - ゆーたんさん» ありがとうございます！楽しみにしていて下さい☆彡.。 (2020年5月28日 17時) (
レス) id: 2b05592676 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーたん(プロフ) - 今後の展開がとても気になります。更新楽しみにしております。 (2020年5月28日 15時) (レス) id: b0fb8b9a55 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：MAPI | 作成日時：2020年5月20日 4時
