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_____翌日
電話の着信音で目を覚ました私はサイドテーブルのスマホに手を伸ばしたがスマホを手に取った時には電話は切れてしまっていた。
『沙耶か…』
沙耶からの電話だった事を確認し、またスマホを閉じた。
天井を見上げると見慣れない柄で自分の家じゃない事を瞬時に理解した。
『えっ！？』
まさかと思いゆっくり顔を動かすと、そこにはすやすやと眠る美しい…美しすぎる顔面があった。
私の驚いた声に反応して、私の大好きな顔が目を覚まし優しく微笑んだ。
紫耀「ん、おはよ。」
『……………』
紫耀「ん？今何時？」
『……………』
紫耀「何、Aどしたの？」
普通に話しかけてくる紫耀の顔を眺めていると昨夜の出来事がじわじわと蘇ってきた。
『ちょ、と……待って。夢じゃなかったん…だ？』
紫耀「夢？」
『そうだ…昨日一緒に飲んで、そっか……そのままここに…』
紫耀「え、もしかして昨日の夜の事忘れちゃったの？」
『いや、今記憶が全部蘇った…』
紫耀「良かった(笑)で、何時？」
『へ？』
紫耀「だーかーら、今何時って」
スマホの画面に触れるともう10時になろうとしていた。
『もうすぐ10時………えっ、あぁぁぁぁ！！！』
紫耀「何？」
LINEのアイコンに50と言う数字が付いていて開いてみると昨日帝劇で会った友達から写真などが送られてきていた。
でもそれは数人で、通知の大半は沙耶からの電話やメッセージだった。
今日は1月23日。そう、廉の誕生日だ。
昼から沙耶と、廉のお誕生日を祝う為に女子会プランでラブホテルを予約していた事を思い出した。
紫耀「ねぇどうしたの？なんかあった？」
『廉の誕生日！！！』
紫耀「は？」
『今日ね、廉の誕生日！』
紫耀「いや、それは勿論知ってるけど(笑)それが何？」
『永瀬担の友達とお祝いする予定なの！なのに私…こんなとこに居るしお風呂も入ってないやばい』
紫耀「あー、そう言う事か。あのいつも隣に居る子でしょ、永瀬担って」
『そう。沙耶の事も覚えてくれてるんだ…』
紫耀「だから、何年見てると思っ…」
『あ、ちょっと待って。沙耶からまた電話だ。ちょっと静かにしててね？』
紫耀の話を遮り、人差し指を一本口元に当て沙耶からの電話に出た。
『もしもしっ沙耶ごめんっ』
沙耶「あ、A無事なの！？」
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まあか(プロフ) - ゆーたんさん» ありがとうございます！楽しみにしていて下さい☆彡.。 (2020年5月28日 17時) (
レス) id: 2b05592676 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーたん(プロフ) - 今後の展開がとても気になります。更新楽しみにしております。 (2020年5月28日 15時) (レス) id: b0fb8b9a55 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：MAPI | 作成日時：2020年5月20日 4時
