精霊の住む森 [黒霧・死柄木弔] (ページ9)

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黒いモヤみたいな人(？)がいた

……だぁれ？

死柄木「は……何で居るんだよ」

「申し訳ございません、死柄木弔」

死柄木「あいつは黒霧。個性はワープゲート」

黒霧「初めまして」

貴女「は、初めまして…」

死柄木「黒霧、ゲート出せ」

黒霧「……承知しました」

ボワァ…とモヤが広がった。

貴女「？」

死柄木「この中に入れば、俺達のアジトに着く」

真っ暗で、ものすごく怖かった
入るのも勇気いるね…

貴女「……ッ」

すごく怖い

死柄木「大丈夫。俺と一緒に入ろう」

貴女「…はい、」

弔さんの腕をぎゅっと掴み、一緒にモヤの中に入った

貴女「うわぁぁあ…！」

木でできた床に、棚の中にある瓶。
部屋は少し薄暗くて、不思議な匂いがした

貴女「すごいです…ここ！」

死柄木「気に入った？」

貴女「はい、とても…！私がいた場所とは違う魅力があって…雰囲気がとても好きです！」

死柄木「それは良かった」

黒霧「何かお飲み物は…？」

死柄木「紅茶を入れてやれ」

黒霧「…(汗) わかりました」

二人の会話も入ってこなかった。
部屋の中を歩き回るだけで楽しい

でも、一つ疑問に思うことが…

貴女「その棚に置いてある瓶…何ですか？」

聖水かな？←

死柄木「あぁ……酒？」

貴女「さけ？」

黒霧「お酒です」

貴女「お酒…」

死柄木「大人になったら飲めるの」

貴女「！じゃあ私、大人になったらお酒飲みます！弔さんも飲みましょうね…！」

死柄木「…！！あぁ」

死柄木さんも少し微笑んでくれた