ひゃくじゅうよん ページ33
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私と出久が、森を走っていると、誰かに腕を引っ張られた。
その直後に、大きな影のようなものが私たちのいたところに振りかぶる。
貴女「……障子君ッ？」
障子「あぁ…」
緑谷「今のって…」
障子「敵に奇襲をかけられ、俺が庇った…しかし、それが奴が必死で抑えていた個性のトリガーとなってしまった…」
“俺の個性は闇が深いほど攻撃力は増すが…獰猛になり、制御が難しい”
緑谷「まさか…ッ！」
障子「あぁ…ここを通りたいなら、まずこれをどうにかせねばならん！」
そこに居たのは、黒影に包まれた常闇だった。
常闇「俺から離れろ…死ぬぞ！！」
緑谷「と、常闇君！！…ど、どういう事？！」
障子「静かにッ！マンダレイのテレパスで敵襲来…すぐに警戒態勢をとった。直後、背後から敵に襲われた。俺は常闇を庇い、腕をかっ切られつつも身を隠した」
緑谷「腕…？！」
障子「何、傷は浅くないが失ったわけではない…！」
障子君の個性は、複製器官も複製が可能で、切られたのは複製の腕だったらしい。
シャキーンとドヤ顔をかましながら話した。
いや、シャキーンじゃないよ←
障子「しかし、それでも奴には耐えられなかったのか…抑えていた個性が暴走を始めてしまった…！奴も抑えようとしているが…」
障子君が少しフラつき、枝をポキッと折ってしまった。
障子「動くものや音に反応し、無差別攻撃を繰り出すだけのモンスターと化している…！
常闇「俺のことは、いい…他と合流し、他を救い出せッ！！
障子「黒影の弱点は光…火事か施設の方向へ誘導すれば、沈められるはずだ…緑谷、俺はどんな状況かであろうと、苦しむ友を捨て置く人間になりたくない…お前たちは爆豪が心配でその身体をしてきたのだろう？まだ動けるというのなら…俺が黒影を引きつけ、道を開こう…」
貴女「…私、も…手伝う」
障子「助かる…ありがとう、深水。…緑谷は、どうするッ？」
緑谷「ごめん、障子君……このままで少しいい？」
障子「なんだ？」
緑谷「音だけでも反応するなら、複製枠を複製する形でオトリを作って、本体に攻撃が向かないよう攻撃する…ただ、誘導先はかっちゃんだ。爆発で黒影を沈められる…どちらか選ばなきゃいけないなら、僕はどっちも助けたい…！」
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ゆずな - この作品めっちゃ好きです！続き待ってます( *´꒳`* ) (10月19日 19時) (
レス) @page41 id: f39121074c (このIDを非表示/違反報告)
らる@盃(プロフ) - メンヘラさん» ありがとうございます！！頑張ります！(^^)b (2019年1月23日 21時) (レス) id: 0f8ed7e297 (このIDを非表示/違反報告)
メンヘラ - めちゃくちゃ面白いです!!これからも頑張ってください!!応援してます!! (2019年1月23日 19時) (レス) id: 8a61099390 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らる@盃 | 作成日時：2018年12月15日 13時
