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ウィラを見た時、いつも笑顔になっていた。
たとえAが自分の髪をセットしていた時でも、ウィラを見かければいつも駆け寄っていた
そんな姿を見るのが、私は大嫌いだった
貴方「ウィラさん、お疲れ様でした…！」
「ありがとう、A君！」
ほら、今だってゲームから帰ってきたウィラに笑顔で話しかけてる。
貴方「…あ、そういえば香水変えました？」
「あ、気づいてくれた？実はね…〜〜」
ウィラのどんな小さな変化でも気付くA。
あの顔を見たくない
「あー…マーサ？どうかした？」
トレイシーはきっと、私がAに好意を寄せているのに気づいていないだろう。
「ううん、何でもない」
この子に言ったって、後々笑われるだけだ
貴方「ふふ、そうなんですか！チェイスが上手なんですね、ウィラさん」
「あら、そんな事ないわよ！あの時エマちゃんが椅子を壊していなかったら私死んでたわ」
私の気も知らないで、そんな嬉しそうな顔で話して。
ただの嫉妬だってわかっているけど、この怒りを鎮めることはできない
「はぁ…」
夕食を済ませ、自室に戻ろうとした時だった
貴方「あの、マーサさん…」
少し悲しげな顔のAが居た
「あら、どうかしたの？」
貴方「えっと…僕ってどんなイメージがありますか？」
「…どうしたの？いきなり」
貴方「もう少し男らしくなった方がいいんですかね…？」
「…今のままでも十分男らしいと思うけど？」
貴方「！！ほ、本当ですか？！」
私に言われたから嬉しそうにしてるワケじゃないことくらい知ってる。
きっと、ウィラに何か言われたんだ
それからのAは、人が変わったようだった
髪型も意識するようになっていたり、進んで救助へ行ったりした。
貴方「マーサさん！」
「A…どうしたの？」
貴方「僕、今からウィラさんに想いを伝えたいと思ってるんです！」
「…ッそ、そう」
嗚呼、苦しい
「…何でわざわざ私に報告してきたの？」
貴方「今まで相談に乗ってくれていたので…今日、当たって砕けてきます」
ふわ、と優しく笑って言った
大丈夫よ、貴方が砕けることなんてないから。
貴方「無事お付き合い出来ました！」
「そう、良かった」
目一杯笑顔を作った
さようなら、私の愛しい人
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らる@盃(プロフ) - ｸﾄｩﾙﾌ神話信仰天ﾌﾟﾗ素麺さん» ありがとうございます！ …あっ(察し) (2020年3月11日 17時) (
レス) id: 0f8ed7e297 (このIDを非表示/違反報告)
ｸﾄｩﾙﾌ神話信仰天ﾌﾟﾗ素麺(プロフ) - いい作品…鹿は大変だよな…私も呪から始まって師で終わるキャラのせいでコブラの�気望紊�る昇格戦で落とされてきたよ… (2020年3月11日 16時) (レス) id: 16f5dab1d2 (このIDを非表示/違反報告)
らる@盃(プロフ) - クロムさん» ありがとうございます！！ 頑張ります！ (2019年10月14日 23時) (レス) id: 0f8ed7e297 (このIDを非表示/違反報告)
クロム(プロフ) - 更新楽しみにさせていただいてます…！ 鹿は魔境ですね…勇士になっても地雷はいるので、あせらずランク上げてきましょ！ (2019年10月14日 8時) (レス) id: 11c6fe3903 (このIDを非表示/違反報告)
らる@盃(プロフ) - あかりさん» おぉっ、ありがとうございます！フレンドなりましょー！ (2019年8月1日 1時) (レス) id: 0f8ed7e297 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らる@盃 | 作成日時：2019年3月14日 0時
