じゅうご！ ページ17
貴方「…怒んねぇの？」
三橋「何でだよ？」
貴方「だって…アレじゃん。俺お前に隠してたじゃん」
三橋「別に〜？…でも、俺はお前が男でも別に……」
貴方「あ？」
俺たちは動く足を止めた。
……今、コイツなんて？
三橋「だーもう！！何でもねぇよ！また今の言葉を言う時が来たらお前のその遠い耳でよぉーく聞きたまえ」
貴方「ハァ？！遠い耳だとォ？！何言ってんだ金髪パーマのくせに！！」
三橋「別にパーマは関係ねぇじゃんかよ！！」
貴方「じゃあ高2でツッパリデビューしたくせに！！」
そう大声で言うと、三橋はすごい焦った顔をした。
三橋「ちょ、それは大声で言うなよマジで」
貴方「へんっ。俺はお前の弱みを握っているからなぁ…」(ニタニタ
三橋「俺も、お前が中学まで女装してたっつー弱み握ってんかんな〜」
貴方「あークソ！！お前に言わなきゃよかったよ！」
三橋「ふっふっふ…あの時滑ってしまった自分の価値を恨むんだな」
貴方「キィーッ！！」
こうして俺たちの間で新たな秘密ができた。←
教室に戻ると、伊藤は1人で本を読んでいた。
…転校初日のように。
いや、ボッチ感半端ない((殴
貴方「てれってってってー…」
俺が次の教科の教科書を探しながら適当な歌を歌っていると、ふと視線を感じた。
……伊藤だった。
貴方「…………」
伊藤「…今の…」
歌を聞かれてた感じですかぃ？←
貴方「あ、今のはな……作詞作曲荒島Aの、“てれってー”って曲だ」
少しの間、伊藤は硬直した
そしてすぐフニャッとした表情になり、
伊藤「何それぇ〜♡かーわーいーいー！♡」
貴方「は？んんん？！」
正面から抱きつかれた。←
側から見ればただのホ○じゃねぇか
貴方「あにゅ、はなひぇ」
伊藤「もうッ！可愛いなぁ！♡」
そう言って頬ずりをしてきた。
すりすりと。
そう、すりすりと←
伊藤「このまんまほっぺにちゅーしたい！」
貴方「それはやめろマジで」(即答)
フラグ立っちまうだろーが←
三橋「離せウニ！！貴様は海へと帰るのだ！」
伊藤「何だとッ？！俺はウニじゃねぇ！！な、Aちゃ〜ん♡」
貴方「」
そうだ、こいつ俺の事女だと思ってんだった。
貴方「……はぁ。俺は別に「はぁぁぁぁい！！」なんだよ三橋」
伊藤「……“俺”？」
あ。
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狐(プロフ) - こんにちは！この話を読んでいて思ったのがえ、主人公って男だったの！？ってゆうことにビックリしました。主人公って男なんですか？ (2018年12月13日 9時) (
レス) id: c0cfe3d8f5 (このIDを非表示/違反報告)
らる@盃(プロフ) - たけむぎさん» はい！ギャグもバンバン入れながら女同士の戦いを描いていきます！ww (2018年12月10日 20時) (レス) id: 0f8ed7e297 (このIDを非表示/違反報告)
たけむぎ(プロフ) - らる@盃さん» 今後、この二人はどんな風にケンカしてくれるのだろうかと待ち遠しい限りですw (2018年12月10日 20時) (レス) id: c769f85877 (このIDを非表示/違反報告)
らる@盃(プロフ) - 多分その2人ずっと喧嘩してますよww (2018年12月10日 20時) (レス) id: 0f8ed7e297 (このIDを非表示/違反報告)
たけむぎ(プロフ) - らる@盃さん» 京子VS理子のバトルがツボすぎてつらいですwww (2018年12月10日 20時) (レス) id: c769f85877 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らる@盃 | 作成日時：2018年11月29日 18時
