失敗…〜２３〜 ページ30
いくら暴れても解けることはなかった。
もう一度自分のお腹のあたりを見てみるが、何もない。
…どういうことだ
貴女「あぁ？！離せよ！！！」
轟「ありがとな、葉隠」
葉隠「ううん、Aちゃんが見つかってよかったよ！」
轟「皆は来てるのか」
葉隠「もう少しで着くと思う！」
轟「実は、お前はもう抜けたからわからないかもしれないが…俺はお前の姿を見た時にクラスのグループラインで通話を…「うるせぇ！！私が言いたいのは何でこんなことをしてんのかってことだよ！！！」…皆で、お前を連れ戻そうと思った」
そう言って轟はスマホ画面を見せてきた。
轟「このままじゃ、皆が後悔したまんま終わることになるからな」
貴女「ハッ、そーゆー時も自分のことだけ考えてんのかよ。クソだな」「違う」
轟「お前も、本当はこっちに戻りたいと思ってるだろ」
貴女「は？そんなわけないじゃん。私は今の生活の方がやっぽど楽しいの。言っておくけど、アンタらのことを友達だなんて思ったこと一度もないから。」
轟「あの写真も合成のものだとわかった。…俺たちが悪かった。本当に悪い」
貴女「本当にそう思ってんの？どうせ私を連れ戻すための嘘なんでしょ？学校側に迷惑かけたくないから。学校の評判を悪くさせたくないから。だからでしょ？」
轟「そんなわけないだろ、嘘だったらこんな大掛かりなことはしない」
そう言って建物が立ち並ぶ方向を指差した。
そちらを見てみると、クラスメイトとプロヒーロー達が。
……何で？
何でこんなことしてんの？
貴女「そう言われて素直に私が帰るとでも思ってんの？」
轟「…そう言っている間も、隙がありすぎだ」
貴女「？！」
轟がこちらに向かって氷を出してきた。
私はそれを咄嗟に個性を使って防ぐ。
貴女「…連れ戻したいと思ってる人にそんな手荒なことするんだね」
轟「足元を凍らせて動けなくするだけだ。…個性は後で溶かすから安心しろ」
貴女「そうゆう意味じゃないんだけどなぁ」
こうして会話をしている時でも氷を出してくる轟がうざったい。
喋りながら避けてるこっちの身にもなってみろ
私の足が地に着いた時、
爆豪「なぁ、A。さっき言ってたことは本当なのか？」
耳元で声がし、距離を取ろうとしたが両腕を掴まれてしまっていて動けなかった
貴女「…何が」
爆豪「…友達だと思ったことが一度もねぇってやつ。俺はずっとダチだと思ってたぜ」
うるさい。
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らる@盃(プロフ) - ミラン☆さん» それなです！☆ (2020年6月16日 11時) (
レス) id: 0f8ed7e297 (このIDを非表示/違反報告)
ミラン☆ - メガテラさんマジで神☆ (2020年6月13日 23時) (レス) id: ce6225b33b (このIDを非表示/違反報告)
らる@盃(プロフ) - マカロニサラダさん» 一気読み？！ありがとうございます！めっちゃ嬉しいです！！ ですよね、全てが神ですよね〜(°▽°)b (2019年2月24日 20時) (レス) id: 0f8ed7e297 (このIDを非表示/違反報告)
マカロニサラダ - めっちゃ面白いので一気読みしました！！メガテラさん最高ですよね！声もアレンジも全部が神で大好きです！！ (2019年2月24日 20時) (レス) id: a542b00dbb (このIDを非表示/違反報告)
らる@盃(プロフ) - 結衣さん» はい！！ (2019年1月11日 17時) (レス) id: 0f8ed7e297 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らる@盃 | 作成日時：2018年10月7日 13時
