失敗…〜２２〜 ページ29
あー、もー…
変な時に脳に浮かび上がってきやがって……
貴女「黒霧さ〜ん、海岸に少し散歩してきていーい？」
黒霧「えぇ、あまり遅くならなければ…」
貴女「ご飯までには帰ってくる〜…多分」
死柄木「多分？それじゃあダメだ」
貴女「えー…」
死柄木「じゃないとお前のお気に入りの服崩すから」
貴女「絶対ご飯までに帰ってくる」←
死柄木「何かあったら連絡しろ」
貴女「はいよー」
私は歩きにくい砂浜を歩いてなるべく水に近い方へ行った。
貴女「はぁ…」
ここに来ると、なぜか心が和らぐんだよね。
ずっとここに居たいなってくらい
貴女「ここ寒っ」
「ならこれ着ろ」
貴女「？！」
私の後ろから聞こえたのは、私の大嫌いな声だった。
貴女「…なんでここに居んの」
轟「夜のランニングの寄り道に来た。お前らしき影があったのが見えて…」
首にタオルを巻き、イヤフォンを付けた轟が立っていた。
貴女「あっそ」
轟「もう、戻ってこないのか」
そんなこと聞かなくても、わかってるくせに
貴女「うん、まぁ戻る気はないね」
轟「ッ！そうか…」
……。
…気まずいな。
なんで話しかけてきたの。
何でわざわざこっちきたの。
轟「…お前の捜索のことなんだが……」
貴女「もういいよ、聞きたくない」
轟「未だに行われてる」
貴女「…やめろっつったのに」
轟「…俺が言いたいことは、わかるよな」
貴女「は？何」
轟「ここでお前の足元を凍らせれば何処にも逃げられない。そして足掻いている間にプロヒーローを呼んでお前を保護してもらう」
貴女「何考えてんの？病気？私のことわかってる？もう私はヴィランなんだよ。アンタらの敵なの。これはオールマイトにも言ったけど、私の捜索は中断してもらって」
「何言ってんだ」
轟「皆お前の事が心配で…ッ！！！今まで自分がやってきたことを後悔してんだ…」
貴女「うん、まぁそうだろーね…後悔するのは当たり前だよね。だって私が助けを求めても誰も見てくれなかったもん」
貴女「私を助けてくれたのは敵連合。そこで私は尽くすつもり「つーかまえた♪」は？」
私は自分の腹に何かがしがみついているのがわかった。
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らる@盃(プロフ) - ミラン☆さん» それなです！☆ (2020年6月16日 11時) (
レス) id: 0f8ed7e297 (このIDを非表示/違反報告)
ミラン☆ - メガテラさんマジで神☆ (2020年6月13日 23時) (レス) id: ce6225b33b (このIDを非表示/違反報告)
らる@盃(プロフ) - マカロニサラダさん» 一気読み？！ありがとうございます！めっちゃ嬉しいです！！ ですよね、全てが神ですよね〜(°▽°)b (2019年2月24日 20時) (レス) id: 0f8ed7e297 (このIDを非表示/違反報告)
マカロニサラダ - めっちゃ面白いので一気読みしました！！メガテラさん最高ですよね！声もアレンジも全部が神で大好きです！！ (2019年2月24日 20時) (レス) id: a542b00dbb (このIDを非表示/違反報告)
らる@盃(プロフ) - 結衣さん» はい！！ (2019年1月11日 17時) (レス) id: 0f8ed7e297 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らる@盃 | 作成日時：2018年10月7日 13時
