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この服は所謂初任給で兄が買ってくれたモノだった
ブランド物でかなり高いことを知っていたから捨てたくても捨てられなかったけど。
服に汚れが着いたから捨てる理由ができた
目の前で驚いている男に感謝したいくらいだ
｢…その服ブランド物なんやろ？
姉がそのブランド好きでよく着てんねん
大事な服なんやろ？そんなこと言わんとき｣
男はそういうとわたしにお札と紙を握らせる
｢もしそれで足りひんかったら連絡して
というかお詫びしたいから連絡して！｣
そういうと走って行った
携帯の電話番号が書いてある紙と
2万円を残し男は去っていった
きっともう会うことはないな、
この電話番号も必要ないだろうし
男からもらった数字の羅列を指でちぎった私はその紙を公園のゴミ箱に捨てた
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ルイ - おもしろいですね〜！もっと見たいですねー！ (2019年5月17日 18時) (
レス) id: 5c2630d3f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はちみつバター | 作成日時：2019年4月11日 0時
