(☆) 09 .。 ページ9
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智「 こことか良さげちゃう ? 」
大「 ええやん 、1時間ぐらいで着くってよ 」
「 …… もう好きにしてください 」
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はあ 、と大きな溜息をつくと共に後ろに倒れた 。
「 計画を立てよう ! 」 と言った張本人は 何故か流星と談笑してこちらに加わる気無し 。
…… うぜえ 。
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智「 せっかくやしさ 、照史くん誘うんどう ? 」
大「 ええやんええやん 、照史くん誘おー ! 」
智「 …… ってなったらA 、照史くんの休みいつか知ってる ? 」
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神ちゃんに 「 A 」 と呼ばれた瞬間 、
ピクッと敏感に体が反応して
咄嗟に起き上がった 。
( 意味深じゃないです )
…… 神ちゃんもそんな気にしてないみたいだし 、
( もしかして深夜テンションですっかり忘れているのかもだし )
そこまで気にすることでもないのか ?
って 言われましても 、私は忘れられるわけがないんです 。
__ ああ 、なんか恋してるみたいで気持ち悪い 。
そうだ 、私に恋なんて似合わない 。
うん 、取り敢えず今はそう思い込もう 。
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大「 …… おーい 、A ?
百面相になっとったけど大丈夫か 」
「 ごめんごめん ! 少々取り乱しておりました 。
…… で 、照史の休みだっけ ?
照史は次の週末は休みなはず 」
智「 次の週末みんなはいける ? 」
大「 俺はおっけー ! 流星たちは ? 」
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しげが聞くと 望と流星は 手で丸を作って『 おっけ ー 』のポ-ズ 。
…… まじで行くんすか 。
正直 水着姿とかあんま見せたくないし 、最悪なんですが 。
そう思い また大きな溜息をつくと
それを見破ったのか 、しげがトントンと肩を叩いて私の耳へ唇を寄せて
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大「 Aの水着姿 、楽しみにしてんで ? 」
「 なっ …… ?! 」
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___ そう 、囁いた 。
心臓のドキドキが耳の奥に響く 。
さっきの宣言は 早くも儚く散りそうです 。
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作者名:だいきち 。 | 作成日時:2016年7月1日 7時