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それからは朝まで一緒に居ることも多くなる
俺の家から一緒に出ることも少なくない
Aは必ず俺が寝た後に
好きです
そう俺の背中に手を当てて呟く
そんなAが背を向けてから
手を伸ばしはしても触れられない
俺みたいに酔った勢いでヤッちまうような男が
どれだけ相手にされなくても思い続ける
Aみたいな女に
簡単に付き合おうなんて言えない
本当は怖いだけ
Aを好きになる俺と
俺を嫌いになるAが
俺にはAみたいに
相手にされなくても想い続ける
なんて出来ない
苦しすぎて死にたくなりそうだから
分かってるのに
Aにその状況を押し付けてる
Aに変わってあげることも出来ない
離してやることも出来ない
そんな悪くて弱い男
好きと言って背を向けるAの小さな姿を
目に焼き付けて
俺は心に小さな闇を抱えながら眠りにつく
このまま何も変えようとせずに
変わらないと思い込んで
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作者名：M Y choa 88 | 作成日時：2017年7月26日 22時
