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『......A......』
髪を切っても色を変えても
服のジャンルやメイクが変わっていても
俺に悲しい目を向けて
その小さな拳を力強く握ってるのは
紛れもなくA
Aに近づくとAは１歩下がった
「......変わったね？」
ぎこちない笑顔を向ける
下唇の端を噛むのは
何かを我慢するAの癖
『......関係ある？』
俺の言葉を聞いてAが近寄る
ﾊﾟﾁﾝｯ
クラブの音でかき消されたのは
Aが俺を引っ叩く音
「......どうしてこんなことしてるの？最低だよ？」
「今のジヨンは見てられないよ。沢山の人を悲しませてる」
泣きそうになりながら
そのか細い声で
俺に瞳を向ける
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作者名：M Y choa 88 | 作成日時：2017年7月26日 22時
