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「......起きてたの？」
『.....何処か行くの？会えないってなに？』
『......好きな奴が出来たから？』
今まで我慢していた不安が
口を開く度に出てしまって
なんとも情けない
Aだって何も言えなくなってる
「......ジヨン......どこから起きてた？」
『髪を撫でてる所から』
そう言えば顔を赤らめるA
「......じゃあ......そのさっきのやつも？」
なんとなくAが言いたいことが
分かった気がした
俺は何故かこのとき
Aをからかいたくなった
『......さっきのって？』
「......分からないならいいや」
安心した様子のAに
『キスしたこと？』
「......！////」
また顔を赤くして逃げようとする
いくら酔っていても
A一人くらい
安易に捕まえるには余裕だ
こうやって俺がAを見下ろすことも
楽にできる
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作者名：M Y choa 88 | 作成日時：2017年7月26日 22時
