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37―YG side ページ37

あいつに言われなくたって


俺は何処に居たいのか


誰のそばに居たいのか


気づいてた



だからこうやって


俺の体も意識も



Aの世界にある


コーヒーを片手に



待ち人が来るのを



ひたすら待ち続けてる



どのくらい経っただろうか



周りにいた客も居なくなってる


俺は静かにカフェを後にした


何処かも分からない道を歩いていくだけ



『......会いたい』



気づけばそう呟いていた



ふと懐かしい感じがして



周りを見渡せば



『......A』



目の前にAが居る



『......A!!』

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作者名:M Y choa 88 | 作成日時:2017年3月15日 18時

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