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彼と度々会うようになった


月に1、2回程度だったものが


最近では週に3回は会ってる


その前後では


私が彼をいつも恋しがる


会いたいって思って


あのカフェへ行くと


いつも会える



『Aは仕事何してんの?』


「普通の会社員だよ」


ユンギと同じように


『ちゃんとしてんだな』


『俺は作詞作曲で飯食ってる』




やっぱり彼はユンギではない


でもユンギだった



高校の時はユンギも曲作り


好きだったから



『どうした?』



「なんでもないよ」


どうしても思い出に浸ってしまう



彼はユンギのようで


ユンギではないから


こうやって痛んだ胸の内を隠すように


彼を深くまで入れない


「また明日会おうね」


来るか分からない彼なのに


私は返事を待たず駆け出した


分からない......


こう言うと分かってたから

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作者名:M Y choa 88 | 作成日時:2017年3月15日 18時

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