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「どうして私の名前」
『何飲む?』
「......カフェオレ」
『認める』
そう一言口にする彼
『Aの考え当たってるかも』
少し伏し目になりながら
私を見る彼
少し気まずいときの癖
「あなたの世界に私が現れたのね」
あの日言われた
『俺は君の名前を知らない』
少し塞がっていた傷が
また開き始めた音がした
『まだ分からないことがある』
『どうして此処なのか。何故俺なのか。全くわからない』
『でも俺がこの世界で知ってるのは君だけ』
『君に関わっているのかも』
そう断言した彼に
私は驚くと同時に嬉しくなった
またあなたとこうやって
話したり笑ったりできると思ったから
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作者名:M Y choa 88 | 作成日時:2017年3月15日 18時