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「そういうところ。ジミナは優しすぎる」
「私にも他の人にも」
「もう無理だよ。辛すぎる。」
俯いてた顔を上げて
頑張ったような笑顔で
「気まづくはなりたくないから前みたいに先輩後輩として接してね？」
「じゃあ....バイバイ」
早口でそう言ったかと思うと
僕に背を向けて去っていった
僕はその場から動けなかった
ドラマとかなら
急いで追いかけるのだろうけど
僕は弱いから
追いかけることも
帰ることも出来ない
この状況を理解する事で精一杯だった
『振られちゃったんだ........』
どうやって
家に帰ってきたかなんて覚えてない
ベッドに倒れ込み
意識を無くしたように眠りについた
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作者名：M Y choa 88 | 作成日時：2016年12月26日 18時
