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永瀬 side
あぁ〜〜、ほんまにだるい。
永瀬「おい、起きろって!!」
「スースー……」
永瀬「…はぁ、まじかよ。」
てかこいつ、無防備すぎるやろ。
いくら幼馴染みやゆーても、れっきとした男やで?
こんな無防備に寝てたらいつ襲われるかわからへんやん。
永瀬「もうちょっと野性的な勘も付けてくれよ、……っと、」
Aを抱えてベッドへ向かう。
けど、持ち上げた瞬間、どこか違和感があって
永瀬「……ん?」
「………むにゃ、……」
永瀬「………はぁ。お前さぁ、……」
…ブラ付けてへんやろ。
夜は成長を妨げるからつけへんとか聞いたことあるけど(どこぞの情報?)、さすがに男の家泊まってノーブラはあかんやろ。
「……んん、……〜っ、………」
永瀬「…食うぞ、まじで。」
ベッドに優しく身体を下ろす。
てかまだ23時過ぎやん。あ、こいつ超規則正しいやつやったっけ?
…まぁけど、正解かもな。
永瀬「…東京の23時以降は危険やねんで?」
「……スースー……」
永瀬「ふっ、アホ面(笑)汚したくないなぁ、この感じ。」
ていうか、俺以外がこいつを大人の階段登らせたりしたらただじゃ済まさんわ。
まぁ、俺よりイケメンやったらしゃあないけど。
そんな奴、早々おらんしな。
「…………れん……くん、……」
永瀬「…あかんって。理性切れる」
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作者名:菜月 | 作成日時:2020年8月11日 18時