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廉｢じゃあ、話を聞かせてもらおうか？｣
『はい、』
廉｢告白されたのは
俺が優太んちまで送って行った日？｣
『うん、
3週間くらい前だね…』
廉｢なんでそん時に返事せんかったん？
あ、別に責めとるわけやないから。｣
『分かってるよ。
なんかさ、怖かったんだよね。
私じゃなくても岸くんを好きな人なら
誰でもいいんじゃないか、とか。
岸くんの負担になるんじゃないか、とか。
そういうのを考えたら怖くなって
ちょっと考えさせてって言っちゃった。』
廉｢Aちゃんの中で
もう答えは決まっとんの？｣
『実はまだなんだよね。
そりゃ、私は岸くんのことが好きだから
付き合いたいっては思うけど…
その先のこととかを考えちゃうと
どうしても不安の方が勝っちゃう。』
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作者名：Tao | 作成日時：2018年11月13日 18時
