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“なんで、信じられない。”
そう言いたそうな表情をしたまま
Aちゃんは固まっていた。
『あれ、違った？』
｢違わない… けど。
なんで私だって分かったの？｣
『なんとなく。
そんな気がしただけ！』
｢うそだぁ！
本当のこと言ってよ！｣
『今日全部話したらつまんないでしょ。
だからまた今度ね？』
｢また会ってくれるの？｣
『え、逆に会わないつもりだったの？
俺はもう友達だと思ってるけど。』
｢そっか。
うん、岸くんがそう思ってくれるなら
友達でいい…と思う。｣
『嫌なの？(笑)』
｢いや、ちがくて(笑)
友達なんておこがましいというか…｣
『俺がいいっつってんだから
友達でいいんだよ！』
｢ん、分かった。｣
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作者名：Tao | 作成日時：2018年11月10日 22時
