小さいですけど何か？？【轟焦凍】 (ページ9)

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なんてこったページ9

個性を発動したまま私はゴールまで突っ走った。

轟くんがいるはず…

だが、そこには轟くんはいなかった。

「え？なんで…。))八「引っ掛かったですわね！」…………え？」

八百万さんの個性だろうか。紐に足を引っ掻けてしまった。

あ、もしかして…………

周囲を見渡すと轟くんが上にいた。

轟「すまん。紡時風。炎使っておけばよかった…」

はぁ…………

でも、大丈夫。

身長って低ければさ、こんな紐の輪っか通り抜けられる。

ｽﾙｯ

八「なっ！？上鳴さん！！電気を！！」

指示を相手の目の前でする？？

ここだな。と思うところに風の中心をおく。

んでそのまま…………一気に吹き飛んじゃえっ！！

ﾋﾞｭｵｯｯ

轟「紡時風！！！！止めろ！！これ以上は危険だ！！っくっそ…。聞こえてないか。」

あれ？？止まらない…

軽い自分の体も浮き始めた。

どうしよう。怪我させちゃう…

轟くんは…………あ。そっか。私止めるなって言っちゃったや。

どうしよう…………どうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしよう

相「紡時風！！こっちを、見ろ！！」

！！

先生っ…………

目が赤い…。

目を合わせると個性が落ち着いた。

吹き飛ばされていた三人も無事怪我無く終わった。

よかった…………。

あ、先生怒ってる…

相「紡時風。放課後少し残れ。」

「…………はい。」

あぁ…………退学だぁぁぁ！！！

お説教食らって、反省文書かされて、そのあと拷問か何かを受けさせられて、極めつけに退学。

終わったな…私の高校生活…。

轟「紡時風！！大丈夫だったか？怪我は無いか？痛いところは？疲れてないか？歩けるか？」

何ですかい轟くん。