永遠の。【King&Prince,Ren.N】 (ページ6)

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ろくページ6

いつの間にか寝ていたようで

日付が変わっていた

AM10時

こんなに寝たのはいつ振りだろう

デビューしてから有難いことにテレビに映る仕事が今まで以上に増えた事もあって寝る時間は日に日に減っていってた

12時

Kisi「A！迎えに来たよ！」

『ありがとっ』

Ren「家まで送るからな」

『大丈夫だよ～？

でも、ありがとっ』

Genki「夜怖くなかった？病院の夜って怖いでしょ？」

『大丈夫だったよ』

海人「えー、すごっ俺だったら無理だわ

病院とか恐怖でしかないじゃん」

『海人は無理そう笑』

Sho「俺の運転なんだぜっ☆」

『えー、怖っ笑』

なんで、みんなそんな不安そうな顔するの？
ちゃんと、笑えて…ないの…かな？

みんなが迎えに来てくれて、自分の家に帰ることができた

『、、、またか』

ポストを開ければ大量の写真手紙封筒

家に帰って全部机に撒き散らす

机には既に沢山の写真がある。それは全部自分、メンバーが写っている写真

私は独り暮らしだから人に言わない限り、人を家に入れない限り誰も気付かない

だから、私の中に閉まっておくの

言ってしまえばきっと、迷惑掛けてしまう

2人いるマネージャーの片方は私達の為に忙しく働いてくれてる

もう1人…私のマネージャーは私の事が嫌いで他のメンバーにばかり構う

小学四年生からジャニーズの私は毎年毎年クラスに馴染めず友達もいない

心を許してる友達なんて…

ましてや、人気絶好調のみんなにダメなことは伝えたくない。伝えない。

ずっと、ずーっと、心にそう決めてたのは自分。なのにずっとその事に胸を締め付けられてる
言えないのも言わないのも自分なのに

幾つもの封筒が写真の中に埋もれてるけど、これも全部ファンレターみたいな幸せなものじゃない