永遠の。【King&Prince,Ren.N】 (ページ31)

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さんじゅういちページ31

Ren「は？どういうことやねん

なんも俺らのためになってへんねんけ

俺らはAのおかげでここまで仲良くやれてきたようなもんなんやで？
また、仲悪なったらどうすんねん

あと、別れることは俺にとって1番辛いことやから俺のためになると思ってんやったら間違えてるわ」

「…」

つい口が滑ってしまった。

なんで言ってしまったんだろうと後悔してももう遅い。
私が発したその言葉は廉にきっちり届いてしまっていた

Ren「どーゆーことやねん。

ちゃんと説明してや」

「なんでもない、わすれて」

Ren「忘れられるわけないやろ、

もしかしてお前……」

次に聞こえる言葉は何かと
息を飲む。
鈍感な廉でいて欲しいと願うしかない

Ren「誰かに脅されてるんか？」

「っっ？！？！」

…驚いて目を見開く。
いや、まだ否定すればなんとかなる…

「そ、そんなわけ｢ほんまに嘘下手やなぁ」

否定しようとしても驚きを隠せなかった私を見た廉にはもう否定なんて通じなかった。

「だ、だから違うってば！」

つい大きい声を出すと廉も少しびっくりした顔をした。
それと同時に少ししょんぼり。

Ren「……俺当ってしもたんやな」

「当たってないって」

Ren「Aがそんなに声あげるとか嘘としか捉えられへん。

ごめんな、全部俺のせいやでな
ごめん、Aの相談に乗れるような優しい彼氏じゃなくて」

「ちが、そんなんじゃ、ない、、、、」

おでこに手を当て、「ごめんな」なんて涙目で言う廉を目の前にして私は何も言えなかった。