今日:4 hit、昨日:1 hit、合計:87,814 hit
小｜中｜大
にじゅうに ページ22
完全に自業自得だ
ちゃんと、処分すればよかった
純粋無垢な玄樹に、あんなもの見せてしまった罪悪感と誰かに言われてしまうかもしれない、廉にもバレてしまうかもしれない恐怖で今にも押し潰されそう
涙すら流れない
玄樹にまだ、相談したいことがあったけど
もう無理かな……
嫌でも時間は流れてしまって
どんどん廉との待ち合わせ時間に近ずいてしまう
今度はちゃんと全部見えないように袋に入れて向かう道中にあったゴミ箱に捨てた
メイクもきちんとして髪も巻いた
廉とは普段通りの私で会いたい
10分前には店に入って
定員さんに1番奥の席に案内してもらった
PM8:30
ちょっと早く来すぎたかな
廉まだ仕事終わってないのかな
忙しいのかなとか不安な気持ちでいっぱいになっていたら
少し前に頼んだコーヒーももうぬるくなってきてしまった
自然と視線も下に行ってて傍から見たら寂しい人だなぁ、、笑
「ごめん待ったでな？おまたせっ」
息が上がっててもちゃんと伝わる大好きな優しめな関西弁にほっとして少し泣きそうになったけど、
目の前に座った大切な人にしっかり話すために涙をこらえて
「ううん、全然待ってないよ
私もさっき来たとこだし
お仕事お疲れ様」
さっき来たなんて無理がある安定の言葉をかけた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 197人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：中島家の岩橋夕蘭 | 作成日時：2019年11月17日 9時
