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じゅういち ページ11
Ren.side
Aが、ファンに傷つけられた
俺は今にも爆発しそうな怒りを抑えるのに必死。
なんで、なんで、Aがあんなことされなあかんのか
俺には全く見当もつかんこと
ずっと、どんなおじさんのファンにだって幼稚園児のファンにだって老若男女分け隔てなく笑顔で接して
ファンにどうしたら喜んでもらえるかって誰よりも悩んで考えて実行してきたAが苦しむなんておかしいに決まっとる
Aが入院して無事退院は出来たけど
俺は仕事が忙しく2人で話すことが出来てへん
頭の中はAでいっぱいの中今日はグループマネージャーと一緒。
やっぱ、マネージャーもAのことで頭いっぱいみたいや
Ren「やっぱ、Aの体調気になりますよね」
マネ「まぁ、それもあるんだけど…」
Ren「体のことだけじゃないんすか？」
マネ「…今日仕事入ってたはずで
朝から行かないといけないはずなんだけど
行ってないみたいだし、連絡もつかないの」
Ren「マジか…俺もちょっと後で連絡入れときます」
マネ「有難う。そろそろ撮影始まるから行っておいで」
Ren「行ってきます」
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作者名：中島家の岩橋夕蘭 | 作成日時：2019年11月17日 9時
