ほわいとがーる【 King & Prince 】２ (ページ4)

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◇ 髪型ページ4

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『見て見て！髪型変えた！』

今日は雑誌の撮影。

満面の笑みで現場に現れた宮野が、毛先を指でつかんで見せつけていた。

「金髪かぁ…目立つねぇ…」

「反抗期？グレた？」

「俺も金髪戻そうかな…」

「てかなんで髪伸びたの！？1週間前ボブだったよね」

「あれやな、韓国のアイドルみたい」

『なんか可愛いとかないの？え？褒める言葉はないの？』

' 可愛い ' や ' 似合う ' を想定していた宮野は、

想定外の言葉にやや困惑。

岸に至ってはエクステの存在を知らないらしい。

「ほんとだ、韓国のアイドルにいそう」

『アンニョンハセヨ！』

「若干発音いいのね(笑)」

メンバーは皆大笑い。

その間、永瀬は長くなった髪の毛をずっと手で弄っている。

『廉、髪絡まった』

「直せる直せる」

『直すくらいなら手やめてよ』

「嫌や」

「れーーーん！！ポジション変われ！」

「邪魔や海人！」

そこに髙橋が邪魔に入ると、永瀬は嫌悪感丸出しの表情で

しっしっと手で追い払う素振りをみせる。

『…ジンちゃん、どうにかして』

「……その2人は無理。パス」

『ジンちゃん！！！！』

こんな扱いを受けているとは知らず、

まだ口論を続ける永瀬と髙橋。

宮野はひとつ、ため息をついた。

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